実施日時 2007年(平成19年)10月21日(日) 07:00〜12:00 
 6年を越えた活動の結果、矢那川では護岸のあちこちの彼岸花を見ることが出来るようになりました。新千葉新聞の社説にも秋の訪れを感じさせる風景として取り上げられるようにも成りました。毎年の除草で冬の間に光合成が進み、球根に段々力を蓄えてきた結果だと思われます。
  
 
 今年も成長促進の除草と一部元気のない地帯への球根の追加作業を行いました。今年は作業対象範囲を大正橋からバイパスまで広げたので昨年の木更津第二中学校と太田中学校に加え、5年ぶりに木更津第一中学校の生徒さんも加わりました。生徒を主体に先生や親父の会、房総ファミリアを見て応援に来てくれたボランティアの方や協力依頼に快く応じていただいた有志の方々など、およそ140名で作業を行ないました。
 
 作業範囲が広いので前日午後に草刈作業だけ行っていたところ、地元区長が感謝の言葉と同時に自ら草刈機を出し「明日は区の行事で協力できませんから」と黙々と作業をしていただきました。矢那川公園周辺も事前に地元の方が草刈をしています。彼岸花の季節には歩く人が増えると聞きますし、ゴミの量も減りました。景観向上による河川環境の改善を目指した活動の結果が段々見えてきているようです。
 
 21日はスタッフを中心に午前7時から刈払を行い、9時から生徒達の前でセレモニーを開始し、その中で何故彼岸花の活動を行っているか説明をしました。太田中の校長先生、第一・第二中の教頭先生による挨拶の後、作業が開始されました。
 範囲が広いので収集漏れが出ている所も若干生じたようですが、河川の中に投棄されていた自転車を子供達が自主的に引き上げてたように、美化はかなり進みました。草を入れたゴミ袋は公園に集約しましたが、この集積作業には引率の先生に協力して貰いました。この膨大な袋の回収は木更津市の協力で翌日の月曜日行う事が事前打合せで決まっています。多くの人の協力でこの活動が成り立っています。だから矢那川公園には彼岸花がどれほど綺麗に咲いたか解る実績の写真を展示して、生徒達に将来のイメージを持ってもらうようにしました。
 
 午前11時の作業終了後は、例年のように矢那川公園及び岩下公園で豚汁を食べました。このようにして7年目の活動を終了しました。

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矢那川の彼岸花成長促進除草活動(7年目)