実施日時 2011年(平成23年)5月15日(日) 09:00〜14:00 |
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「新緑の清川地区自然観察会」として2011年度の自然観察会を行いました。参加者は30名でした。
東清公民館9時集合と呼びかけていたところ、事前に把握していた人数より多くの方が集まりました。過去の観察会に参加した方が多く、定着していることを実感します。
公民館の前で受付を済ませ、地曳代表と石井講師から簡単な説明を終え、公民館のトイレを借りて用を済ませてから出発します。天気も快晴で、日の出団地では公園清掃等に多くの方が出ており、我々の団体を何かと見送っていました。今回は雑草と言われる道端の花が咲き誇る時期に実施されたので、その中に如何に多くの帰化植物が混じっているかを知ることが出来ました。
日差しは強いのですが湿度が低く、乾いた爽やかな風が新緑の里山と相まって気持ちが良いのですが、その一方で気持ちが良くはなくとも、道路の上をうごめく毛虫にも命が満ちあふれていました。
館山道を潜り、道路は農業用ため池を過ぎたところから上り坂になります。若葉は綺麗なのですが杉林の谷間や道端の未利用地には不法投棄のゴミも溢れ、色々なことを考えさせられます。
坂を上り詰め圏央道の高架橋の手前まで出たところで左に曲がり、更に左に曲がって「平成六年度千葉県知事認定」の教育の森に入り、予定通りお昼を取ります。コナラを中心とした雑木林の中で椎茸の菌を打ち終わった榾木(ほだぎ)が整然と並べられている場所で取る休憩は気持ちが良いものです。なお、東清公民館の資料によると榾木は地元の小学生が体験教育の一環として作ったものだそうです。
昼食後は稜線の道から笹子側に竹藪の中の細い道を下っていきます。個人的にはこの様な山道が入ることが変化が有って好きなのですが、雨の時には泥濘や滑るといったリスクが発生するのが難点です。この日は前日より良く晴れていたので快適に笹子の谷に下りました。
水田地帯の中で周辺の草木の解説を続け、夏の終わりとか秋に来ると別の花が楽しめるという話を聞きつつ、午後2時少し前に公民館に帰り着き、地曳代表から挨拶を終えて解散としました。
今回も通信費と保険代として200円の参加費を頂きました。参加者には翌年以降の企画を立てたときに郵便で案内を出しているのですが、数回も連絡を出すと通信費が赤字になりますので、今後は数年参加されない方への案内を停止するか、参加費の見直しを行うか、スタッフで検討していきたいと思います。
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