矢那川の彼岸花移植活動(11年目) 

実施日時 2011年(平成23年)11月12日(土) 07:30〜12:30 
 歴史を重ね、恒例行事にも成ってきた矢那川の除草と球根移植を12日に行いました。事前に大和町と文京区の方々によって草刈作業も進めて頂いており、また土曜日の開催なのでゴミは当日に回収するよう市役所環境部の協力をいただくなど、多くの支えによって当日を迎えることとなりました。
 
 前夜まで冷たい雨が降っていましたが当日は良く晴れて暖かく絶好の作業日和でした。朝7:30から豚汁の準備や太田地区の機械除草を開始しているうちに、続々と矢那川公園に生徒達が集まって参ります。
 10:00から第一中学校、第二中学校、太田中学校の生徒と関係者、総勢約160名で開会セレモニーを開始しました。会の概要や目的、またこれまでの活動の説明、各学校の先生方の挨拶、彼岸花の解説、今日の作業における諸注意等を行った後、各学校区の範囲に解散して作業を開始しました。
 
 作業中には近隣の方より『彼岸花が綺麗で嬉しい』とか『自然に咲いたと思っている人には植えている人が居るんだとよと説明している』と声をかけていただき、また脇の道を自転車で通り過ぎる2人連れの若い女性が友達に『彼岸花植えよね、懐かしいな』と話している声も聞こえました。これが10年を越えた活動なのだな、と思いました。
 ビン・缶等の散乱物や仮払った草を公共用ゴミ袋に片付け、事前に用意した8箱:約6千の球根も順調に移植していきました。作業終了後はいつもの通り豚汁で苦労をねぎらいます。作業も重要ですが、その後の豚汁も含めた活動が記憶に残り、矢那川を愛おしく思えるようになり、日々の中でも簡単なゴミを拾うような人になって頂ければ、と思います。
 
 豚汁は計算されたように過不足もなく無くなり、11年目の活動が無事終了しました。参加した地域の方々や生徒の皆さん、休日出勤をしていただいた市役所の皆さんには深く感謝いたします。なお、地曳代表は掛け持ちした別件での活躍もお疲れさまでした。
 
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