上信越道開通ドライブ 1996.11.14〜1996.11.7 三菱 リベロ1.8X
 1996年11年14日(木)に上信越自動車道の小諸ICから更埴JCT間の開通が有った。それに伴い開通記念式典が開催され、関係した人間の1人として招待状が届いた。
 当時は住都公団の仕事をしており結構多忙だったが記念の行事に対して快く理解を示していただき木曜と金曜の休暇を頂ける。これで懐かしい信州への旅が行える。

 14日の朝から高速を佐久ICまで走り、式典に出席する前に身体を清めようと浅科温泉に入浴する。サッパリしたところで上田まで走り茜で盛り蕎麦を食べると美味さと懐かしさに泣きそうになる。式典に出席する前に上田市の玄播山公園に行き完成された上田菅平ICの姿を眺ていると7年前の記憶が蘇り懐かしくなる。
 宿泊する上田第一ホテルに車を止め式典会場に入ると既に懐かしい顔が多く揃っている。向こうもこちらに気づき、7年の歳月や官民の壁などは直ぐになくなり懐かしい時間を過ごす。式典が終わった後は事務所創立期のメンバーで昔良く行った焼鳥屋や場末のスナックに行き、厭きるまで飲むのであった。

 15日は上田工事事務所を久々に訪問。今朝早くまで一緒に飲んでいた人達も集まって別所温泉の石湯に行き日の出食堂で蕎麦を食べる。そのように過ごしていた昔の休日を思い出して胸が痛い。その夜は坂城に住むM下さんの家に呼ばれ、酒を飲んで泊めさせて貰う。

 16日はF島と火打山を登山の約束の元、上田駅で列車で来る彼と待ち合わせていたが生憎天気が悪く、その上寒い。車で新潟県境方面に向かうと雪である。登山を直ぐに諦めUターンして湯田中温泉に宿を取る。

 17日は晴れの雪景色である。地獄谷温泉で猿の入浴を見ながら自分も内湯に入って懐かしの信州の旅も終わる。開通記念通行券を使って高崎ICまで走り、F島の住む群馬県大泉経由で帰宅するのであった。

ブラッとドライブ memo.04