北陸豪雪ドライブ 2005.12.28-12.30 スバル レガシーGT-E
 北陸に58豪雪以来と言われる大雪が降っているというニュースを聞き、観光客も減って大変だろうから僅かでも手助けに成れば、という気分でドライブに出た。

 28日の午前3時に木更津を出発し関越道新座料金所を4時前に通過できたのでETC深夜割引が適用される。上信越道と北陸道を経由して東海北陸自動車道の福光ICまで走る。料金は6,450円であり割引で2,750円浮いた計算になる。そこから峠を越えると直ぐに平スキー場である。
 ゲレンデに着いたのは10時に近い時間なのに殆ど滑っている人が居ない。半日券を購入し、ショートスキーでゲレンデに出て至る所に最初のシュプールを刻む。飛騨国境にかけての山々が真っ白で壮観な気分である。
 2時間も滑ると疲れてくるので世界遺産になった五箇山の合掌造集落を見に相倉に行く。今でこそ道路網と除雪機械が良くなりこんな豪雪の中でも車で行けるようになったが昔は大変だったろうなと雪の壁を見ながら思う。大型バスの観光客が帰ってしまうと駐車場には私1人が残される。雪も降り始め静かな里を満喫できる。
 平村にあるくろば温泉でスキーの疲れを拭い菅沼の合掌造りを遠望したら五箇山ICから福光ICに抜け、一般道で小松に抜けてホテルに泊まり、前夜の寝不足を補うようにゆっくりと寝た。

 29日は朝から片山津温泉、山中温泉、山代温泉、粟津温泉の共同浴場巡りをしてから白山一里野スキー場に着き、携帯のiモードで予約していたゲレンデ前の岩間山荘に車を停めて風呂場でスキーウエアに着替えさせて貰いゲレンデに出る。午後券を購入しようとすると初滑りフェアで1日券の方が安くなっており、それを購入する。好天の元で午後1時から5時まで滑り、程良く疲れて宿に帰れば豪華な食事。白山の美味しい酒も飲んで満足する。

 30日は国道157号線で雪の壁を通り抜けて福井県に入り雁が原スキー場に着く。これで北陸3県のスキー場制覇となる。雪も降っており、ゲレンデ規模も小さいので回数券を購入して行ってみるとリフト1本しか運行していない。3本滑ったら厭きてしまい回数券を残したまま僅か40分でゲレンデを後にする。勝山温泉を出て道路交通情報センターに電話を入れたところ国道158号線が雪崩の恐れで通行止めと知る。油坂峠を越えれば近道だったが仕方なく敦賀経由で帰ることにする。時間もあるからと一般道を走り続け、浜松ICから高速に乗る。ETC深夜割引を使えるように横浜町田ICを0:02に抜けアクアラインで帰宅した。

ブラッとドライブ memo.06