ブラッとドライブ memo.11
水戸日帰ドライブ 2012.6.25 ホンダフィットシャトルHB
 新車を購入したところS井が平日に有休を取るので試乗に行こうと提案が有り、茨城日帰りという渋いメニューを実行してきた。天気が良ければ常陸男体山に登る予定だったが雨のため観光地(?)巡りをすることになった。水戸には8年前に毎月会議で訪れていたが、その時に見ることが出来なかったものを見てくる旅になった。
 
 市原のS井家を6時に出て常磐道を経由し、最初に「くれふしの里古墳公園」に向かう。埴輪をかたどった巨大なタワーがあるという事だが道路からは発見できず、駐車場に停めて遊歩道を歩くと林の中の広場にそれは聳えていた。張りぼてのタワーは別にして、古墳はよく整備された公園であった。
 次に市内に入り水戸芸術館に入る。残念ながら月曜日は休館日でタワーにあがれず、奇麗に整備された中庭などを見て回る。金属質のタワーに近づくと水垢で汚れているのが気になった。
 千波湖の回りを走っていると「桜田門外の変」のロケ地が公開されていた。この場所は8年前にJCの全国大会が行われた場所で懐かしく思いながら500円の入場料金を払って中に入る。フィルムコミッションを観光につなげた良い企画だと感心して見ていた。
 水戸のB級グルメと言われるスタミナラーメンを食べ、老朽化した建築でも料金だけ高い温泉で汗を流してから水戸市を離れる。
 
 一昨日から上海との間で定期便が就航した茨城空港に着くと人が多い。メジャーになったのかと話を聞くと春秋航空が遅れて、それに乗るはずの中国人が溢れているだけのようだった。取り敢えず土産を購入し、珈琲を飲んでから次に進む。
 茨城県で最後に立ち寄るのは牛久大仏である。わざわざ来たいと思うようなものではなかったが話の種にと行ってみた。しかし近づくと120mという巨大さに圧倒される。佐貫の東京湾観音は56mなので、その倍以上であり、さらに朝に立ち寄った水戸芸術館のタワーより20mも高い。あの指一本が落ちてくるだけで大災害だな、等と話し合いながら見上げていた。
 
 夕食はS井推薦の芝山町にある焼き肉屋で、夕方6時に予約を入れてある。茨城県を抜けて若干余裕時間が有るので成田空港の西端にある「さくらの山」へ立ち寄った。茨城空港とは比較にならないほどの離発着で、ジャンボの離陸などは感動的であった。
 しかし、それより感動したのは「大幸」の肉やハンバーグで、久々に安くて美味い肉を食べた満足感で日帰りの旅を締めくくることが出来た。
 なお、この日の燃費は21.3km/リットルで、ハイブリッドの実力を確認する第一歩となった。