市議会の開催時間について
2007/6/9記
 来週の火曜日に初日を迎える6月定例議会で個人質問を行うことにした。与えられた時間は執行部の回答時間も含み60分と制限されているため質問項目を「本市の地震災害対策について」という、専門的なテーマの1点に絞ることにした。
 質問を行うと言ったら知人の何名かが「見に行きたいが木曜日の午後2時では厳しいな」と残念がっていた。
 
 さて、6月9日の朝の新聞を読むと、私が質問しようと考えていた学校耐震について多くの記事が載っていた。質問の通告が先なので『新聞を見て質問を思い立った』と言われることはないが、質問内容や個人の見解については『新聞を読めば解るよ』と言われないように再検討せねばならない。
 また、担当部局との調整は議会開催が迫り時間的にも厳しい状況である。質問当日の朝に見ていたら大変だったと思うが、まだ5日間有るので価値のある質問をするべく、頑張ろう。
 
 さて、このように知人の興味を引いたり、世間的に話題のあるテーマを議会で取り上げていながら、平日の開催のため傍聴をためらう人達が大勢居る。
 アメリカでは議会を夕方から開催し、多くの市民に見て貰おうという運営をしているようだ。本市でもケーブルテレビを使って放送しているので録画すれば時間に関係なく議会を見ることが出きる物の、ライブの感覚で議会を感じることは出来ない。
 さらに具体的な内容を審議する委員会については公開を原則としているものの同様に平日開催の上、テレビも入らないので休んで来なければ成らず、また傍聴者が少ない現況では極めて入りづらいという声も聞く。
 
 夜間開催が一般的になれば日常の仕事を続けているサラリーマンも無理なく議員に成れるというメリットの反面、執行部の行政職員は全て残業になってしまうというデメリットもある。あえて言えば管理職なので残業手当が出ないが、そのような労働強化はどうかという思いもある。
 早急に改革すべき問題ではないかも知れないが、議会の開催時間について長い目で検討をするべきなのかも知れない。個人質問を前にそのようなことを思った。