議員の平均年齢について
2007/7/3記
 私が議会野球部に参加したことをHPに記載したので友人から『議会野球部とは市議会議員で構成されているのならかなりの平均年齢ではないか?』という質問が来た。それに対する回答のついでに【年齢】という切り口で現市議会を考えてみると不思議なことが解った。
 まず下表に示すように会派別の当選時の平均年齢は55.0から56.8までと僅か1.8歳の間に6グループが収まっている。会派を持たない高橋てる子議員も、この幅の中にいるのだ。
 また、最年少と最高齢の平均も(43+70)/2=56.5でこの幅に収まる。木更津市議会を代表する数値なのかも知れない。  
会派 氏名 年齢 会派別平均 野球部
F未来  三上 和俊 56  56.8
 後藤  秀 70
 滝口 敏夫 67
 石井  勝 66
 清水 宗一 63
 荻野 一男 65
 橋  浩 45
 斉藤 高根 52
 鶴岡 大治 50
 平野 卓義 48
 近藤  忍 43
正栄会  前田 清治 63 56.1
 石井 量夫 59
 大野 俊幸 49
 平野 秀樹 63
 大村 富良 52
 國吉 俊夫 58
 篠崎 哲也 49
公明党  西  勝義 68 56.8
 住ノ江 雄次 55
 岡田 壽彦 59
 岡田 貴志 45
新栄会  野田 芳久 55 55.7
 橋口 武信 63
 白坂 英義 49
共産党  佐藤 多美男 58 55.0
 山形 誠子 52
元気力  高橋 てる子 56 56.0
平均  56.4 54.4

 ただし、常任委員会毎に平均を取ると総務常任委員会51.0歳、建設常任委員会55.7歳、教育民生常任委員会57.9歳、経済環境常任委員会60.9歳と、こちらは分散する結果となった。
 ちなみに新人議員7名の平均は49.3歳であった。
 
 質問の有った野球部に所属する19名の議員の平均年齢を算出すると54.4歳となり、全議員の平均より2.0歳だけ若いことが解った。いずれにしろ四十肩もとうに越え、昔のイメージのようには投げれない走れない集団であることは否定しない。何より最も若い私が多分30m程度しか投げる能力を持っていない事に悲しくなるのである。外野からのノーバンドの返球など望むことは出来ない。
 野球部というような活動を通して選挙で生じた互いの心の壁を低くすることで、建前でなく本音でこの市をどうするかという議論を出来る場を作ると言うことが重要なので、この際年齢を気にすることは止めよう、というのが結論である。