四市水道料金比較 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2008/04/28記 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
木更津市・君津市・富津市・袖ケ浦市の四市水道事業と県の所管団体(企業長は水越木更津市長)である君津広域水道企業団は、平成23年頃を目途として組織を統合し、広域的な水道事業に統合すべく事務手続きを進めている。 行政の広域化(理想は四市合併)による合理化を推奨する立場であるが、過去に四市の事務組合で運営している君津中央病院の旧棟解体工事で生じたような不祥事が生じるような監視の緩みは生じないかとか、そもそも各市にとっての広域化の損得はどうなのか等を注視して行かねばならないであろうと思っている。 さて、現在の四市の水道料金は各市ともHPで公表されているので、それを一覧表で比較すると次の通りとなる。 |
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基本料金(2ヶ月・税込み)
使用料金(m3当たり2ヶ月・税込み)
富津市bは口径25mm以上の料金区分 |
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数字の表だけでは解りにくいので一般家庭で代表的な20mmと大規模給水を前提とした100mmで図表を作ると次のようになる。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
解りにくいかも知れないが、一般家庭の水道料金を比較すると袖ケ浦市が常時最安価で、富津市が常時最高額となっており、木更津は君津市と若干上下しながらも全体的には2番目の高額となっている。 一方、大口径の場合は差が大きく、基本料金が高いために君津市が低使用量では高額になっている。木更津市は基本料金が低いため、2ヶ月で338m3以下の使用量しかない企業では最安価となる。しかし使用料金が高いため、338m3を越える使用量で袖ケ浦市より高額となり、2447m3で君津市を上回り、2740m3を越える使用量で富津市を越えて四市最高額になる。 これは使用量を控えなさいというメッセージと考えれば悪いことではないがこの様に不均一な水道料金体系を一体化する場合、サービスは高い方に・市民負担は低い方にという原則が維持できるのか疑問である。今後色々と問題が生じそうだ。 6月議会に向けて勉強を深めて行かねばと思ったところである。 |