選挙の季節が終わる
2009/03/30記
 知事選挙が終了した。数日前の新聞では森田氏が優位で吉田氏が激しく追い上げていると有ったが、結果は森田氏が百万票を越える大量得票となった。木更津市選挙区における発表は下記の通りで、前得票の半数を越える得票を集める結果となった。これは3月16日に行われた演説会の効果も少なからず影響しているものと思われる。 
 2009年03月29日投票結果(木更津市内:23:18確定) 
氏 名 22:00 22:30 23:00 確定数
森田 健作 0 3,600 15,000 25,947
八田 英之 0 200 200 2,200
西尾 けんいち 0 0 0 1,122
白石 ますみ 0 1,600 1,800 7,450
吉田 たいら 0 2,000 10,000 12,294
合 計 0 7,400 27,000 49,013
 さて、県内の知事選の投票状況での地域差はどうだったかという事がふと気になり、各候補者の得票占有率の上下各3自治体を整理してみると次のようになった。なお、千葉市は政令指定都市なので区毎に状況を調べている。 
氏名 自治体名 得票占有率
森田 健作 上位3自治体 芝山町 71.5%
匝瑳市 64.9%
鴨川市 62.1%
千葉県全体 45.5%
下位3自治体 船橋市 37.6%
浦安市 37.2%
南房総市 37.1%
八田 英之 上位3自治体 花見川区 9.6%
流山市 8.8%
船橋市 8.2%
千葉県全体 6.1%
下位3自治体 鴨川市 2.4%
大多喜町 2.4%
長南町 2.3%
西尾 けんいち 上位3自治体 船橋市 13.7%
市川市 5.1%
浦安市 5.1%
千葉県全体 4.3%
下位3自治体 いすみ市 1.2%
芝山町 0.9%
大多喜町 0.7%
白石 ますみ 上位3自治体 野田市 22.6%
君津市 22.3%
浦安市 22.2%
千葉県全体 15.5%
下位3自治体 勝浦市 9.5%
芝山町 9.2%
大多喜町 7.6%
吉田 たいら 上位3自治体 大多喜町 49.4%
南房総市 44.0%
いすみ市 43.9%
千葉県全体 28.6%
下位3自治体 匝瑳市 19.9%
横芝光町 19.5%
芝山町 15.5%
 森田健作氏は地元芝山町で突出しているものの全県で1/3を越える得票をしていることとか、西尾憲一氏は地元の船橋では大夫健闘したとか、自民党の白石真澄氏が外房で得票が伸びなかった反面、民主党の吉田平が外房の得票が多かったことなど、色々見えてくる事がある。
 
 さて、それより今回の千葉県議会議員木更津選挙区補欠選挙であるが、今はまだ生々しくてコメントが難しいが、市民は政党の推薦や各種団体の支援、市議の応援等とは関係なく、自ら考えて投票行為を行うように成ってきたと言うことが今回の結果から言えるのかも知れない。また、知事選の確定数合計に比べ、およそ千票も少ないことは無効票が多く出たものと推察される。
 色々と後味の悪い結果であるが、木更津市選挙区における発表を下記に記載して今回の思うことを終える。
 2009年03月29日投票結果(木更津市内:23:31確定) 
氏名 22:00 22:30 23:00 確定数
中村 よし子 0 8,800 17,600 22,860
高橋 ひろし 0 8,800 17,600 25,169
合 計 0 17,600 35,200 48,029