13万都市が目前か
2011/04/14記
 今回は大震災関連から話を変え、平成23年度当初の人口がまとまったので、久々に本市の人口分析を行うことにする。
 昨年10月に実施した国勢調査において、本市の人口は市が把握している値より2,286名も多いことが明らかとなり、それが反映された本年の2月1日現在の人口は12万8千人台を経験することなく、一気に129,475人となった。人口13万都市になるまで、残り525人である。3月は24名の社会増があったものの、14名の自然減により差引で10名の増加に留まっていた。
 
 今までは4月になると地元の高校を卒業した子どもたちが都会に出ていく事が主な原因と思われる大幅な社会減が有ったのだが、ここ3年間は4月に人口が増加する傾向になる上、本年度の夏から稼働する東京機械製作所の立ち上げ準備の為の転入も有って、この4月からは人口13万都市になる物と期待をしていた。
 しかし、先日市より入手した資料では、人口129,358人と、前月比で127名も減少していた。13万の壁はまだ高かったのである。
 
 平成になってからの4月1日現在の人口、及び前月比の増減を一覧にすると下表のようになる。
年号 西暦 4月1日人口 対前月増減 内自然増 内社会増
平成01 1989 121,794 -315 46 -361
平成02 1990 122,828 -226 37 -263
平成03 1991 123,331 -283 12 -295
平成04 1992 124,751 -214 15 -229
平成05 1993 125,181 -337 14 -351
平成06 1994 125,087 -399 41 -440
平成07 1995 124,460 -638 -10 -628
平成08 1996 122,616 -511 15 -526
平成09 1997 121,700 -757 2 -759
平成10 1998 121,643 -331 15 -346
平成11 1999 121,628 -325 4 -329
平成12 2000 122,001 -476 31 -507
平成13 2001 122,380 -443 -4 -439
平成14 2002 122,031 -485 28 -513
平成15 2003 122,070 -343 8 -351
平成16 2004 122,443 -471 19 -490
平成17 2005 123,146 -280 -1 -279
平成18 2006 121,827 -235 6 -241
平成19 2007 122,850 -119 -9 -110
平成20 2008 123,900 18 -36 54
平成21 2009 125,215 204 -10 214
平成22 2010 126,388 74 -14 88
平成23 2011 129,358 -127 -17 -110
 平成9年のように4月になると転出が転入を759名も上回ってしまう事態に比べれば大したこと無いが、今年は平成19年と同じ数である110名の社会減である。アクアライン値下げ効果も息切れしてきてきたという事であろうか。
 
 それでも東京機械製作所の本稼働や、日本賃貸保証株式会社の本社移転に伴い、今年の夏までには人口13万人を越えるものと思われる。不確定要素として、大震災による被災地からの転入や復興のために現地へ移転する方々も有るだろうが、それは大きな数には成らないと思われる。
 
 それでも高齢化の進展と小子化に伴い、自然減が当面の間は継続されるので、経済を衰退させないように人口を維持するためには本市の魅力を更に高めて居住地に選んで貰う事が重要になる。
 便利さや教育環境は今まで大きな要素で有ったが、今後しばらくは安全性が重要になる事だろう。最近は放射性物質の風評被害も飛び交っているが、関東には住めない、というムードにまで発展しないことを祈るばかりである。