真夏の暑さの中で思う
2011/06/30記
 九州南部が梅雨明けしたとは聞くが関東地方は梅雨の最中のハズである。しかしアメダスのデータを見ると6月22日以降の降水の記録が無く、今日も朝8時から気温は30度を上回っている。セミの羽化が間に合っていないので耳からは夏の気配が届かないが、猛暑がそこまで訪れている事を実感する。
 ちなみに今月の気温をグラフにすると次の通りである。
 
 1日には最低気温が10度程度しかなく、布団を被って寝ていたことが随分昔の話に思えてくる。昨日は猛暑日間近に成り、安心安全メールで『本日は、日中の気温が非常に高くなることが予想されています。外出はなるべく避け、室内では室温の上昇に注意し、こまめな水分摂取をしましょう。木更津市役所 健康推進課』という熱中症対策も送られてくる。この急激な温度上昇は体が順応できず、高齢者の体調が心配である。
 
 気温の高さと日照の長さは米作の役に立つ。それと同様に新人議員の志の熱さが市民のために成ってきているようで頼もしい。
 例えば、27日の夕方に齊藤副議長と会ったら田中議員と海苔網を学校に配ってきたという。聞けばグリーンカーテン用と言うことで、田中議員の提案で始めた学校が幾つか有るようだ。なお、この件に関しては昨年度の予算委員会で『壁面緑化について、年々平均気温が上がっている中、東京都の学校のようにクーラーが付けられないという現状があるので、温度を上げない措置ということで、学校に対し教育委員会側からの指導があるべきでは』と質問したことに対し石井次長(現部長)から『子どもたちの健康に関わってまいりますので、今後十分協議した中で、学校と対応してまいりたいと考えている』と回答があったが、対応していなかったという事らしい。何れにしろ田中議員の行動力に敬意を払いたい。
 また、28日に千葉県議会の傍聴に行ったときには宮木議員が雑草対策の先進地として多くの市役所に問い合わせを行い、代執行した事例も調べていると聞く。担当部局の腰は相変わらず重いようであるが、効果の実証のために必要な調査を幾つかアドバイスさせていただいた。
 さらに永原議員も花火大会中止に関して警察・消防・商工観光課等に出向いて調査をして、自らの意見をHPで示すなど一期目の議員のフットワーク良い活躍は二期目になった我々も頑張らねば成るまいと刺激になっている。
 昨日の議会終了後の広報委員会も2時間近い議論が続いていたようだが、市民に議会を伝えたいという熱い情熱があることは素晴らしいことだと思うし、新しい議員が中心の広報紙がどの様に変わるのか、前広報委員長としては8月1日を楽しみに待つこととしたい。
 
 思えば4年前に議員に成った頃には、某先輩議員より『議員が何を言っても市政は変わらないよ』と教えていただいたものだが、今期より運営を始めた会派羅針盤では新人に積極的な活動を促している事が他にも波及しているのかも知れない。
 自分を含め、経験を積んでいるものは良い方向に導くことに心がけ、その思いに蓋をすることがないように気を配らねばならないだろうと、真夏の暑さの中で考えていた。