金田東の事業が進む
2011/12/06記
 
 
 先日の新聞折り込みに、三井アウトレットパーク(以下「MOP」と記す)で働く人を求める合同面接会の案内が入っていた。全部で8頁にもなるその広告は飲食店7店を含む52店の求人が記載されていた。MOPの第一期開業は約150店舗と聞いているので、その1/3程度の顔ぶれが揃うことになる。月給によるものや時給を示すものなど、雇用状況は様々ではあるが、何れにしろ木更津に大きな雇用が発生する事が形になってきたことは喜ばしい。
 
 金田東地区では下水管の埋設・都市ガスの敷設・道路築造や舗装等、工事展開が順調に進む中で交通の切り回しが日常的に行われ、また3日の土曜日にはベイシアの説明会が開催されるなど、MOPだけでない新しい金田の姿が形を見せはじめている事を実感する。
 
 その一方で、金田西やアクアラインからの連結道、中野畑沢線の江川中里地区の切り回し等は、着手の気配は見えるものの、順調な展開とは言い難い状況にある。用地交渉が遅れたのか、各担当部署で発注が出来なかったのか解らないが、年明けから年度末に向けて、日照時間が短く寒風吹きすさぶ厳しい労働条件の中で工事照明を照らして残業を続けることで解決するのだろう。
 現場に無理が押しつけられている中で、せめて金田の街開き前に事故が発生するなど、祝賀ムードに水を差すような事がないことを、施工現場を良く知る者としては願わずには居られない。
 
 金田と言えば、昨日の斉藤高根議員のブログによればスナメリというイルカが海岸に現れた(というか、海苔網に引っかかっていた)という事である。→動画
 金田の開発で都市化が進んでも、この様な自然が残りつづけてもらいたい。市議会議員と言うだけでなく、隣接する岩根の住民としても、今後の展開を注視せねばと思い記載した。