一般質問が終わる
2012/09/09記
 9月の一般質問が終了した。今回は代表質問4会派と個人質問15人で、合計19人が質問に立ったことになる。
 今議会は1期生8人が競い合うように質問を続けているので、改選後に行われた6回の議会における平均質問者数は18.5人で、改選前の、私が1期生であった議会の14.4人より大幅に増加している。それに伴い執行部の負担も増え、最近は通告の時期が段々早くなってきたように思える。ちなみに12月議会の質問通告日は11月19日の予定なので、残すところ71日しか無くなっている!
 
 今回の私の質問は、実質的に県が行っているため市は傍観者になりがちな「河川・海岸の防災対策」と、まだ市が具体的な取り組みを開始していない「再生可能エネルギー」だったので、選挙管理委員会が所管する「選挙に係る事務」のように回答する者が明確でなく、紆余曲折の上、6部より答弁が行われることになってしまった。選管を含め7名から最初の答弁をもらうことは当初、想定していなかった。
 
 ちなみに今回の初回の答弁者別一覧表は下表の通りである(下表及びその先のグラフ共に敬称略)。
質問者










重城 正義
齊藤 高根
國吉 俊夫
住ノ江 雄次
永原 利浩
近藤 忍
座親 政彦
佐藤 多美男
鈴木 秀子
田中 紀子
草刈 慎祐
宮木 康弘
白坂 英義
滝口 敏夫
鶴岡 大治
大村 富良
高橋 てる子
渡辺 厚子
大野 俊幸
回数 5 4 11 5 8 2 11 3 6 6 11 3
 「教長」とは教育長のことである。「他」は水道部・選挙管理委員会・農業委員会をまとめた欄で、それぞれ1回だけ初回答弁に立った。なお、消防本部・議会事務局・会計室・監査室については9月で答弁に立つことは無かった。
 
 上記の表を整理していて、今回は環境部が何時になく多い答弁をしている事に気が着いた。放射能・再生可能エネルギー・墓地問題・火葬場など、それぞれの切り口は別々だったが、環境部の関係者はさぞお疲れの事と思い、その1人である自分も責任の一端であることに責任を感じる。
 都市整備部も多くの答弁を引き受けているが、旧土木部系を鴇田部参事、旧都市部系を小川部長が答弁すると言うことで、負担軽減を図っていた。個人的には8課を抱える大所帯なので、昔のように2部に分割しても良いのではと思うところである。
 総務が多いのはいつものこととはいえ、やはり担当職員は大変であっただろう。そう思いながら次回も質問をしてしまうのだろうなと、自問自答をしている昨今である。
 
 質問者の時間配分は下記の通りで、途中で休息がとれる場が多くあって助かるし、執行部もちょっとした仕事を片づけられて良かったかも知れないが、中には一問一答の準備不足も目につく事があった。貴重な時間は有効に使わねばと思っている。 
 因みに上表の横軸が時間(単位:分)で、代表質問が90分で個人質問が60分なので上の4人だけ時間が長いのである。
 
 これから時間制限のない委員会審議が始まる。一般質問についてはFM放送やケーブルテレビで放送されるが、内容が深いのは委員会審議、それも予算決算である。成田市では委員会もインターネット中継をしているという事であるが、木更津で何処まで出来るか、これから議会運営委員会で審議されることになるだろう。その結論を期待したいと思いながら今回の記載を終える。