袖ケ浦市議選が終わる
2012/10/14記
 今夜遅くに袖ケ浦の市議会議員選挙が終わった。定数24の所に30名が立候補するという厳しい選挙の結果、新人が9名当選し、袖ケ浦議会も空気がまた変わることだろうと思う。
 昨年4月24日の木更津市に始まり、9月25日の君津市、今年になって4月22日の富津市と続いた市議会議員選挙が10月15日の袖ケ浦市で一段落したので、無茶を承知で四市全体としての簡単な集計を行ってみた。
 
 四市では107名が立候補し、94名の議員が当選しているのであるが、それを単純に得票数順に並べると下表になる。
No 氏名 当落 木更津 君 津 富 津 袖ケ浦
1 藤川 正美 61 2,636
2 下田 剣吾 30 2,589
3 大野 俊幸 53 2,513
4 藤井  修 68 2,473
5 加藤喜代美 38 2,467
6 渡辺 厚子 47 2,461
7 岡田 嘉彦 63 2,388
8 渡辺 務 50 2,374
9 三上 和俊 60 2,333
10 田中 紀子 52 2,247
11 榎本 貞夫 59 2,233
12 岡部 順一 60 2,232
13 岡田 貴志 49 2,158
14 三宅 良一 60 2,143
15 住ノ江雄次 59 2,125
16 天笠  寛 49 2,094
17 齋藤 高根 56 2,060
18 清水 宗一 67 2,042
19 國吉 俊夫 62 2,026
20 三浦 道雄 65 1,979
21 高橋てる子 60 1,963
22 緒方 妙子 48 1,913
23 座親 政彦 47 1,902
24 白坂 英義 53 1,892
25 高橋  明 60 1,883
26 大村 富良 55 1,871
27 小倉 靖幸 51 1,857
28 石井  勝 70 1,844
29 重城 正義 57 1,840
30 粕谷 智浩 36 1,790
31 鴨下四十八 58 1,788
32 滝口 敏夫 71 1,771
33 前田 美智江 59 1,755
34 近藤  忍 47 1,709
35 保坂 好一 47 1,686
36 礒貝  清 53 1,671
37 佐藤多美男 62 1,639
38 安藤 敬治 63 1,628
39 松原 和江 70 1,592
40 荻野 一男 69 1,591
41 小林喜久男 64 1,581
42 鶴岡 大治 54 1,561
43 石井 志郎 61 1,552
44 鈴木 幹雄 62 1,551
45 篠崎 哲也 53 1,517
46 後藤  秀 74 1,516
47 平野 卓義 52 1,490
48 真木 好朗 62 1,425
49 池田 文男 63 1,411
50 鈴木 秀子 63 1,400
51 三浦  章 57 1,399
52 須永 和良 34 1,390
53 高橋 謙治 78 1,383
54 平野 明彦 56 1,375
55 永井 庄一郎 71 1,365
56 篠原 幸一 57 1,357
57 福原 敏夫 71 1,341
58 永原 利浩 46 1,283
59 笹生 猛 41 1,271
60 真板 一郎 65 1,223
61 大瀬  洋 73 1,220
62 岩崎 剛久 64 1,217
63 草刈 慎祐 31 1,216
64 平野 英男 44 1,213
65 鈴木 良次 61 1,199
66 鈴木 憲雄 64 1,180
67 渡辺 盛 65 1,160
68 福原 孝彦 56 1,158
69 小国 勇 43 1,153
70 鴇田  剛 64 1,131
71 高梨 良勝 74 1,114
72 宮木 康弘 48 1,041
73 岩本 朗 55 1,029
74 橋本 礼子 58 1,025
75 篠崎 龍夫 67 1,019
76 森  慶悟 62 1,019
77 笹生 典之 45 1,004
78 佐久間 清 56 947
79 木村 修平 45 947
80 励波 久子 35 945
81 長谷川 重義 65 945
82 榎本 雅司 60 941
83 塚本 幸子 50 938
84 平野 政博 44 893
85 小林 紀之 57 893
86 在原 直樹 43 893
87 佐久間 勇 56 888
88 茂木 芳和 72 884
89 阿津 文男 64 879
90 小林 新一 75 850
91 平野 良一 66 844
92 篠崎 典之 52 832
93 佐藤 麗子 38 803
94 稲葉 吉継 56 710
95 田辺 恒生 65 672
96 十川 敬三 45 634
97 村田 稔 59 604
98 鈴木 卓見 61 580
99 湯浅 栄 59 540
100 高石 薫 60 402
101 関 洋夫 63 361
102 吉岡 淳一 66 356
103 地曳 純一 58 281
104 川名  正 74 247
105 露崎 清美 66 235
106 田中 輝博 64 206
107 川名 一弘 55 179
合計 53,530 42,925 24,432 28,090
 ※表中の年齢は選挙時点でのものである。
 ※党は届出の通りに整理したもので、現在の党籍ではない。
 ※案分票は四捨五入して整理した。
 
 落選者のうち最も多い得票数は、君津市議会議員選挙に立候補した森候補の1,019で、富津市と袖ケ浦市にはそれを下回る当選者が見られる。木更津市議会では議員定数を削減し24名にしようという議論が特別委員会の中で進んでいるが、それを単純に上記の表にあてはめると1,400票を獲得した鈴木議員が落選者となり、他3市にはそれより得票数の少ない当選者が数多く存在する事態になる。私は木更津市の定数削減には賛成の立場であるが、近隣市への影響も大きいだろうと、表を見て考えるところである。
 
 ちなみに、4年前にも書いたが、四市合併を行った場合、議員定数は48名になるものと想定されるので、現在の四市合計94名からおよそ半減される事になるが、やはり単純に上の表で見ると、富津市では5名、袖ケ浦市では3名になってしまう。当然立候補の段階で大きな調整がされるから、そのような事態には成らないであろうが、住民意見の適切な反映という事を考えた場合、議会としても合併に慎重になるだろう事は想像できる。
 
 今回の袖ケ浦市の当選者の平均年齢53.5歳は昨年の木更津市の56.4歳、君津市の56.8歳、今年の富津市の61.3歳に比べると若く、活発な議会活動を行うことで我が市にも良い意味での影響を与えてもらうことを期待したいところである。