連日の大雪で考える
2014/02/13記
 天気予報は明日から雪になることを注意し、木更津市の「安心・安全メール」は連日のように道路凍結情報を配信している。明日の朝が雪だとすると、8日、12日に次ぐ雪となり、群馬や長野に住んでいた頃はいざ知らず、木更津でこんなに雪を味わった記憶はなかなか思い出せない。
 私は毎年12月になると夏タイヤから冬タイヤに履き替え、夏タイヤに戻すのはGWが終わる頃としているから、この程度の雪には慌てないが、街中には無理を承知でノーマルタイヤのまま走り始め、交通渋滞を招くだけなら許せるが、坂道で立ち往生して乗り捨てる輩まで現れ、ただでさえ走りにくい雪の道を更に厳しいものにしている。ちなみに最初に大雪が降った8日の午後に市役所の駐車場はこんな感じになっていた。
 
 他の多くの場所でも写真を撮ろうかと思ったのであるが、貰い事故でもしたら馬鹿馬鹿しいので、中ノ島大橋だけ見て帰宅した。明日は質問通告の日だから、多くの議員が無理して登庁してくるのであろうか。私は、例年だと殆ど雪が降らず、ただスタッドレスのゴムを磨り減らしているだけの日々であるが、今年は天気予報に慌てずに済む優越感を味わっているので、質問通告はないが明日も市役所に行こうと思っている。
 
 何時降るか解らない雪に備え冬タイヤに変えるという行為は、地震に備えて耐震対策や防災備蓄を行うことに似ていると思う。大地動乱の時期を迎え、首都直下や東南海の発生確率が高い状況の中で、被災してしまった自治体を坂道の途中に置き去りにして逃げなくて済むよう、明日は来ないと思いたい災害に備える準備と覚悟が出来ているだろうか。雪が降る直前の夜にその様なことを考えていた。