渡辺市長マニフェスト(引用)
未来へ、ともに 市民総出の スクラム宣言。
 木更津力の強化で、発展から持続の土台づくり
 さりげない支え合いと社会へのコミットメント(関わり)が生きづく居心地の良いまちへ
 
 今日木更津は、これまでの先人のご努力の上で新たな発展のチャンスを迎えています。この流れをしっかりと受けて、まちづくりの推進力にしていくことが必要です。しかし一方で、少子高齢化や住民ニーズの多様化、既に始まっている人口減少の流れの中で、暮らしや生活の様々な分野において、行政依存中心のまちづくリ構造では、誰もが想う「ふるさと」を次世代にしっかりと引き継いでいくことは出来ないでしょう。今後のまちづくリは、行政が主体となって行うものではなく、市民一人ひとりの社会参加の意識と積極的な行動の積み重ねによって実現されるものと思っています。
 私は、積極的に市民の活動を支援しながら、市民カと地域力を醸成し、さりげない意思により地域社会を支える市民が集い、人々の心の和によって築かれる、誇れる景観を有する居心地の良いまちを目指してまいります。それがひいてはまちの魅力となり、多くの人々から評価される持続可能なまちへと繋がるはずです。そして何よりもそれを可能とするのが私たちの木更津であると信じています。
 自分の原点はまちづくりのボランティアです。これまでのボランティアや議員の活動を通して培ってきた経験と繋がりを活かして、市民と行政の壁を打ち破り、市民総出のまちづくりを実践していきます。
 
スクラム宣言
 
宣言1.地域自治の強化と市民活動の支援。
○地域の課題を地域で協議し解決する体制づくリの強化のために地域自治区制度の導入
○学校余裕教室の利用も視野に、公民館の耐震化・老朽化対策
○市民活動支援センターの設置
・老人クラブや子供会などの町内組織の活性化に向けた支援
 
宣言2.アクアラインや圏央道効果の取り込み。

○木更津東IC周辺と金田地区、木更津港を交流拠点としての整備
○オリンピック・パラリンピックの関連利用をにらみ、木更津飛行場周辺への総合運動場誘致実現
○金田地区高速バスターミナルハブ化と富来田地区への高速バスストップの整備を推進
・スポーツの交流拠点としての宿泊施設の整備
・観光・企業誘致・定住促進等を総括した、市全体のプロモーション体制づくり
・国内・海外との観光友好都市や他地域との防災協定の締結
・近隣地域との観光イベントの協同開催やかずさ地域の観光ビジョン策定等、強固な観光ネットワークづくり
・スポーツや音楽等の各種イベントの誘致できる環境づくり(積極的な行政支援や屋根付き多目的広場等の整備)
・映像によるまちづくり(フィルムコミッション、まち・店のプロモ一ション動画の配信、観光クラウドの利用)
・仮設店舗や定期的なイベント等、食によるまちづくり
 
宣言3.企業誘致と地元産業の育成で雇用の場の拡大。
○創業・出店・マッチング支援や退職者による「人財バンク」を担う 「木更津市産業支援センター」の設置
○かずさアカデミアパークの企業張り付きへ取り組み強化
○公契約の地元比率の拡大
・買い物弱者対策支援(商店街の連携事業やコミュニティービジネスへの支援)
・公共建築や戸建て住宅への県産材利用促進
・障害者、若者、女性、高齡者等一人ひとリの状況に応じた就労支援
 
宣言4. 地域の農林水産業の支援。
○学校給食食材の地元調達率引き上げ
○地元特産品のブランド化と販売促進、及び6次産業化の支援
○グリーンツーリズムの推進(クラインガルテンや体験農業施設、農家民宿の展開支援etc)
・農業インフラの整備充実
・後継者の育成支援
 
宣言5.郷土愛あふれる「木更津っ子」の育成。

○教育ビジョン(我ら木更津っ子!) 作成
○タブレット端末を利用したICT授業の導入
○ 「子育て支援課」の創設
・幼稚園・認可外保育施設利用への支援
・一時保育や病児・病後保育制度への支援
・余裕教室の利用等による学童クラブの拡大
・子育て支援サービス(支援センターや保育コーディネーター)の充実
・子育て家庭に割引サービスの出来る、子育てサポート協賛店ネットワークの構築
・子供たちの地域活動への参加促進と木更津の文化や歴史を学ぶ機会の充実
・ALTの充実による英語教育
・外部講師による学校部活動の充実
・公立・私立保育園の耐震化及び改修
 
宣言6.予防の強化で 健康寿命の延伸。
○信頼される君津中央病院へ経営改革の推進
○保健師増員による介護予防、中高年メタボ対策強化
○地域包括ケアシステムの推進
・包括支援センタ一の充実強化
・特定検診受診率の向上による、疾病の早期発見
 
宣言7.街なか(港〜駅)の賑わいづくり。
○マンション建設補助金等で定住促進誘導
○親子の広場や高齢者サロン等、駅周辺の空きビル等を活用したコミュニティー空間づくり
○学生や若者の居場所づくり
(スケボー場や3on3・フットサルコー卜、学生の駅前自習施設etc)
・市街地の景観整備や繁華街・飲食街の集約等、街なか再構築に向けた計画づくり
 
宣言8.いざという時の安心安全。
○見守りカメラの貸出や、地域による高齢者や子供の見守り体制の強化
○災害時通信インフラの整備(集会場や公共施設への設置等)
○公共施設への太陽光発電・蓄電システムの導入による、 災害時避難場所と しての利用
・津波浸水予想地域へ避難所としての築山(富士山展望施設)の整備
・消防組織の充実
 
宣言9.効率的な行政運営。
○財政力に見合った市庁舎建設コスト削減の検討
○公共施設のストックマネージメント・小中学校の統廃合の検討
○タブレット端末の導入による庁内業務のペーパーレス化
○地域と行政の環境美化パートナーシップ協定
・ICTによる情報循環(行政データのオープン化、民間のアプリ作成支援等)
・職員の地域担当ボランティア制度の検討
 
宣言10.未来へ向けたインフラ整備。
○岩根駅の快速電車の停車推進
○観光・水道・火葬場・救急センタ一・障害者福祉・公設市場等、広域連携ヘの推進
○木更津飛行場周辺地へ国の基幹的防災拠点の誘致
○自衛隊滑走路の官民共用化への働きかけ(ビジネスジェットの利用や将来的な離島便誘致にむけて)
・太陽光や風力等の再生可能エネルギーの積極的活用
 
宣言+1.周辺都市との関係強化で、定住と交流を促進し「木更津自立都市圏」の確立そして合併へ