マラソンから1週間過ぎて
2014/10/26記
 アクアラインマラソンが有ったのは先週の日曜日で、今更その事を記事にしてもとは思うが、月曜から水曜日は議会運営委員会で視察のため東北に出張、木曜日は東京で用事を済ませてから木更津で挙式に向けた準備、金曜日から今日までは日中に文化祭等の行事に参加して夕方からは今月中に片づけねばならない宿題に追われて居たので後回しになってしまったのである。
 宿題も連日5時間程度頑張ったので本日の夕方に終了、そこでアクアラインマラソンの前後2日について記載する事とした。
 
 心配していたほどの気温の上昇もなく、ハーフマラソンの設定により後半にアップダウンが続く厳しいコース設定である事を知っている者がフルを諦めたためかは解らないが、前回の73.8%という低い完走率が今回のフルマラソンは85.3%にまで上昇した。詳細な結果は下記の通りである。
区分 出走者数 完走者数 脱落者数  完走率 
フル 男子 11,239 9,706 1,533 86.36%
女子 1,730 1,360 370 78.61%
12,969 11,066 1,903 85.33%
ハーフ 男子 2,153 2,056 97 95.49%
女子 1,687 1,460 227 86.54%
3,840 3,516 324 91.56%
総 計  16,809 14,582 2,227 86.75%
 それでも16,809名がスタートしながら2,227名がゴールにたどり着けなかった事になる。その人達が持ったであろう無念をはらすためにも次回の開催が期待される所である。
 
 所で、今日夕方のニュースを見ていたら本州四国連絡道路の尾道今治ルート、通称「しまなみ海道」で開通15周年を迎えた記念に、国際サイクリング大会「サイクリングしまなみ」が開催されたようだ。開通の2日後から走った記憶が懐かしく甦ってきた。
 調べてみると高速道路は今治IC〜因島北ICの間が午前6時から正午まで通行止めになっていたようだ。これも2年前のアクアラインマラソンの影響かは解らないが、今後は何処のルートに波及されるか、興味の出るところである。
 
 さて、アクアラインマラソンの前日と当日は木更津BAL(バル)が開催されただけでなく商工会議所青年部は「だっぺ村」を設営し、證誠寺では「たぬきまつり」が行われ、富士見通りでは「勝手に木更津応援団」が「木更津あかり祭 〜夜灯(よとぼし)〜」を実行するなど、同時多発的に数多くのイベントが開催されていた。商工会議所青年部の知り合いに有ったが、それは大変そうだった。関係者には幾ら感謝しても足りるものではない。
 
 そこで、私は2日間何していたのかというと、土曜日は午前中にHPの更新や仕事の片付けを済ませてから街に自転車で繰り出し、過去のバルの評判から田園と伊勢元のランチをいただく事からスタートした。
 麦酒のように見えるのはノンアルコールです。念のため。なお、田園で市原から来た青年と仲良くなり、木更津の楽しさを充分に伝えたので、その内に木更津に引っ越してくるかも知れない。
 
 食事後に證誠寺の入口で写真を撮り、市民会館前のイベント広場の様子を見に行くと平野卓義市議と一緒になる。中で知事や市長がトークショーをしていると聞いて供に市民会館に入り「前日イベント」を暫く見る。その後は自転車でスタート地点に移動する。
 翌日は市長も走るハーフマラソンのゴール地点を見に行こうと考えているので、その区間を自転車で走り時間の確認をしようと思ったのである。商工会議所前で携帯のストップウォッチを起動し、市役所前を走り抜けて国道に出てバイパスを袖ケ浦消防署前の交差点まで走り、そこから坂を下って内房線を渡り、袖ケ浦北口の道路を金田方向に戻り牛込海岸を経て金田さざなみ公園に到着して時間を止めると39分も掛かっていた。距離は15kmしか無いのだが、信号で何回も停まるため時間ロスが大きい事が解った。
 時間測定を終えたら袖ケ浦駅北口まで戻り、森田知事や出口市長、渡辺議長等の多くが参加しているイベントを見る。在原市議や小国市議と声を交わして、新しい袖ケ浦駅の作りを見て回り、金田経由で自宅に帰って、シャワーを浴びて着替え、家人に木更津駅まで送って貰う。
 
 午後5時に東口の駐車場で開催されている「だっぺ村」に入ると、当初は私がタイムトライアルをしている頃の午後3時に予定していた開会セレモニーが午後6時半に変更になったことを知る。それなら見ることも、振る舞いワインを飲むことも出きると思い、時間調整に近くの庭鶏に入りBALセットを楽しんでだっぺ村に戻る。
 続々と集まる市民や関係者と麦酒を交わし、だっぺ村の中にあるなべやの仮設店でもBALセット楽しんでいる内にセレモニーの時間になる。翌日にハーフマラソンを走る渡辺市長が麦酒を飲む手を停めて挨拶をする間に会場内でワインが行き渡り、鈴木商工会議所会頭の乾杯で号砲は放たれた。
 
 周辺の人を巻き込み、木更津駅を西口に渡り、栄家、炙り屋で日本酒を飲み、RAZZでハイボールを飲んだら東口に戻り、クエスチョンでカクテルを飲んだ所で初日の活動を終わりにする。翌日も早いので、この日は深酒をしないように帰宅した。
 
 翌朝は7:45に自宅を出てコースとなるあじさい通りを抜けて市民会館まで自転車で走る。フルマラソンを走る友人夫婦に出会ったり、屋台村で朝カレーうどんを食べたりしてからスタート地点である商工会議所に到着し、スタートの見送り準備を始める。
 スタート地点で渡辺市長、高橋県議、白坂・平野・永原市議を含む16,809名を見送った後、ヘルメットを被り手袋を装備し、先頭ランナーから28分遅れで自転車で牛込海岸を目指してひた走る。
 
 ハーフのゴールが近づくと自転車を押さねばならなくなる。先の方で盛り上がりが聞こえる。先頭の川内選手がゴールインしたようだ。間に合わなかったかと残念になるが、渡辺市長のゴールは見届けようとゴール地点に行くとゆるキャラの中に森田知事が混じり、2位以下の選手を出迎えていた。
 目標タイムが2時間15分と公言していた市長は2時間20分前後に帰ってくるかなと気を緩めて君津商業高校の応援などを見ていたら2時間13分頃にゴールしてしまったようで見落とした。さらに見落としを知ったのは2時間40分にも成ろうとするところで、仕方がないのでフルのゴール地点に戻ることにして、往路と同じルートで木更津市役所に戻る。フルマラソンも上位のランナーは続々とゴールしている市役所に戻って自転車を片隅に置き、屋台村で友人が行っている店で坦々麺を昼飯に摂った。
 
 一旦、市役所の議会事務局に足を運び、冷たいお茶を飲んで落ち着いたら下に戻り、ゴールの直前でフィニッシュする選手に激励の声を掛ける。因みに渡辺市議は最初のランナーがゴールした時からずっと声掛けをしているとの事で頭が下がる。
 11,066名のフルマラソン完走者の中に高橋県議、平野市議、永原市議も加わり、私の知人やコスプレイヤーも続々とゴールインしてくる。規定時間の6時間を過ぎても最終関門を越えてきたランナーの全てがゴールするまで声援をかけ続ける。高校生の演奏も休み無く続き、心温まるイベントであった事は間違えない。
 
 イベントが終わり、スタッフやサポートの医療班が続々と帰るのを見送り、木更津駅の状況を見に行く。まだ、あまりBALチケットの売れ行きは芳しくないようだ。私も自転車で来ていること、明日の朝から出張が控えていること等より、暗くなる前に帰宅することにした。帰りに港に立ち寄ると夕日が綺麗であった。満喫した2日間であったが、夜灯(よとぼし)を見ることが出来なかった事が心残りになった。