バス関係の回答をする | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2015/12/29記 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
今から3ヶ月近く前になる10月1日に『MAIL』より金田総合バスターミナルのハブ化についてのご意見が寄せられた。 そこでは木更津駅発着路線は複数のバス会社によって運行されており、九州における西鉄のような卓越した存在が不在のために調整が難しく、回数券等も路線別となっている事などの不便さが指摘された。関係資料を整理してから回答しようとしている内に時間が経ち、油断すると年を越しそうになっている事に気が着いた。 また、12月24日には別の方から『来年金田バスターミナルが新しくなり、東京線の他色々な路線が入るとの事で便利になり嬉しく思っております。今までは金田に車を止めると東京駅からのバスで帰ってくるしかありませんでしたが、行きは東京行きに乗り帰りは新宿駅から帰ってくるなどと言う事も可能になり本当に便利だと思います。しかしながら現状で袖ヶ浦バスターミナルを利用している乗客にも金田を利用してもらう政策をとらなければ、ただ単に停まる停留所が増えるだけで意味がありません。 そこで提案です。乗客の大半は車でバスターミナルを利用している事と思いますので、周りの民営駐車場との兼ね合いもあるかとは思いますが、金田完成から3ヶ月や半年の期間、併設の市営駐車場の大幅値引きが非常に効果的かと思います。通勤客が多いかと思いますので、定期駐車券を完成時点限定で3ヶ月6千円とか6か月1万円などで販売してみてはいかがでしょうか?また、当日利用に関しても○○月までは1日200円など。 このようにして袖ヶ浦に固定している乗客の移行を促していけば将来的には木更津西口から袖ケ浦に寄らず金田に行くルートなどが定着していくはずです。そのためにもまずは全便停車が前提です。現状の羽田便のような停まるバス、停まらないバスがあるのは乗るバスを選ばなくてはならず不便です。だから金田での乗客が少ないのです。開業まで時間も無いかとは思いますし、値引きとなるとお金の話なので大変かとは思います。しかし大金を使って作ったバスターミナルかと思いますので、是非とも成功させていただきたい物です。宜しくお願いいたします。』というメールが届いた。 これらのバス関係のご意見に考えを答えなければと、思う事のスペースを使って回答をする事としたい。 まずは現在木更津発着となっているバスの現状を整理すると下表の通りとなる。 |
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※距離は認可手続き距離を参照 ※所用時間は各路線のバス時刻表による 金田総合バスターミナルが運用開始になった場合は、これら木更津発着のバスは経由するという答弁が今議会でもされているが、指摘のあったように全便停車と成らなければ落ち着いて利用が出来なく、結果として使用を敬遠されて利用率の低下に成りかねない。これは心から危惧する話である。 また駐車場については現在の市営第一駐車場は既存のバス待合所やバスレーンまで潰して駐車台数を増やす方向ではあるが、現状でも定期利用者が多く待っており、日中には満車で遠く離れた高架下の第2駐車場に回らされる事態である。その状況を考えると第1駐車場の値下げは現実的ではないが、稼働率の低い第2駐車場限定であれば格安定期を出すことは検討の予知は大きいものと考える。 駐車場以外のアドバンテージとして、金田〜袖ケ浦間の高速代と燃料費を負担しなくて良い金田の昇降客は袖ケ浦に比べ安い料金とするべきである。通常運賃を複雑にすることで乗務員の負担が増えるというので有れば、せめて定期の運賃には差を付けるべきと考える。 個人的には金田総合バスターミナルの整備によりバスの待機スペースが拡充するので、金田を起点とする便が出されてもよいのではと考える。具体的には金田〜羽田第一のシャトルバスを出せば1時間に1往復以上が可能となり、バスの運行効率が最大になるため運行会社にとっても利便は大きいと思うし、それが金田に集客を進める有効な手段だと考える。 特に細い一般道の走行が無い運行ルートを設定できれば連結バスの運行も可能と成るであろうし、そうなれば1編成当たりの運搬力が増えることで運転手の人手不足といった問題も解決できるだろう。 この様にバス運行に関して様々な考えはあるが、いずれにしろいただいたご意見には速やかに反応しなければ成らなかったと反省しながら年末に大掃除を中断して記載する次第である。 |