国際化の状況を調べる | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2017/04/20記 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
我孫子から痛ましい事件が届いた。加害者の側の問題についても色々と言いたいことはあるが犯人が確定前であるし、裁判で状況が明らかになる前に週刊誌は様々なゴシップネタを垂れ流ししている状況なのでそちらには触れない。 今回取り上げたいのは被害者がベトナムの娘さんであるように、日本の移民政策が先進国で最も遅れていると言われながら現実的には多くの外国籍の人達が身近に生活していると言うことである。そうえば地元の岩根小学校の今年度の入学生の内の2人はカタカナの名字で有ったし、私の町内の16世帯にはアメリカ籍と台湾籍が入るなど、国際化は身近な状況にある。 そこで木更津市役所が発表している住民基本台帳人口から平成29年4月1日現在の町名別人口集計表を呼び出し、整理してみたところ、木更津市全体では1,848世帯で2,252人の外国人が住民基本台帳に載っている事が解った。外国人の比率は約1.7%であり59人に一人は外国人という状況である。 これを町名別に計算し、比率の高いものから上位20地域を並べたものが下表である。 |
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地域によっては人口の1割を越え、最大となる桜井新町3丁目では3人に一人が外国人となるほど国際化が進んでいることが解り、驚かされる結果であった。そう言えば金田の斉藤議員が袖ケ浦の企業に働きに行く中国人(?)が多いと話していたし、桜井方面の草刈議員もソニーに努める外国人労働者が多く住んでいると話していたことを思い出した。矢那の外国人は世帯数と人数が一致しているので全て単身の労働者なのだろうかと想像すると以外に奥が深い。なお、私の地元では巌根駅前になる岩根3丁目が多い結果になったが、交通の利便性が好まれているのかも知れない。 いずれにせよ真面目な企業や勤務先は市の住民基本台帳への届出を行なっているだろうが、中には木更津市に住んでいることを明らかにせずに暮らしているものも多くいると思われる。実態はもっと外国人比率が大きいものになるのであろうと推察する。 オリンピックが間近に迫り、渡辺市長もアジアの諸都市と都市間の友好を深めるという国際的な行動をとっているが、もっと足元で進んでいる国際化を検証する必要がありそうだと思いながら今回の記載を終える。 |