道の駅が開業する | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
2017/10/21記 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
昨日、木更津市下郡1369-1に道の駅『木更津うまくたの里』がグランドオープンを迎え、それに先立ちオープニングセレモニーが開催された。近隣市の市長や市議会議長、国土交通省千葉国道事務所長や千葉県庁の関係者、商工会議所・観光協会・農協といった市内関係団体と道の駅活性化協議会・事業協力者・富来田地域の区長さんといった地域の関係者など百名を越える出席者の中で、県内28番目となる道の駅の開設をお祝いした。 台風21号の接近による雨も心配されたが、港まつりの花火のようにテープカットの頃には雨も止むと言った、良い運に恵まれて運営が始まったことはおめでたい。 さて、国土交通省道路局の広報によると道の駅は平成5年度に創設された制度で、これまでに全国で1,107駅が登録済みであり、平成29年4月21日の第47回登録では同時に10駅が誕生した。従って「木更津 うまくたの里」は1108駅目で、総数が1,117駅となる計算である。なお、参考に同時に登録された施設を調べてみると下表の通りであった。 |
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個人的には原発事故で避難していた飯舘村に新しい道の駅が出来ることも気になるが、全国にある「同期生」が仲良く情報発信や交流を続けて行けたら良いのにと考える。 さて、今回の道の駅はDBO方式といって、設計・建設・運営を企業提案により行うもので、運営主体は鰍sTCという静岡県熱海市に本社を置き、多くの商品開発企業を参加に持ち、本年2月現在のグループ連結売上高は151億84万円になる企業である。全国で多くの道の駅及び「村の駅」等の道の駅類似施設の運営経験が有り、県内では南房総市のローズマリー公園内にある「はなまる市場」を運営している企業である。 募集に際しては地元からも木更津市農業協同組合を中心にしたグループが手を挙げたが審査の結果、当該グループが選ばれた。なお、設計建設は潟с}トという群馬県前橋市に本社を置く建設会社で、私の大学の先輩後輩が多く勤める企業であった。 運営するのが地元企業ではないので、地域をどれくらい大事にして、ともに歩んでいくかが今後問われることになると思う。 既にクチコミが充満しているところに、折り込みチラシの効果も有って10時の開店の際には長い列が出来ており、混雑緩和のために入場制限まで行われていた。農産物直売所は当然として、落花生を中心とした商品開発や千葉県内の醤油の比較、目玉となるレストランの『&TREE』、綺麗なお手洗いや太陽光発電システム等、本来で有れば紹介すべき見所は多いが、それは専門のサイトに任せ、私は写真を掲載するに留めたい。 |
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店内には積極的に試食を勧めて購買意欲を生じさせるスタッフが大勢居たが、これが公設的なものとは思えず、閑散期にはどの様な対応が成されているのか気になるところである。ともかく昨日は混雑してよく解らなかったという所が本音であるので、来月後半以降で一息ついたら、改めてゆっくり確認して回りたいと考えている次第である。 |