市議会議員選挙が終わる
2019/04/22記
 昨日投票が実施された木更津市議会議員選挙において、今回も多くのご支援をいただき、改選を果たすことが出来た。昨日、当選証書をいただき、議員としての任期は来月1日から始まるので、令和時代の議員も努めさせていただける事になった。
 当選証書は得票数の順位に従って渡されるので、前回より順位を一つ下げた19人目として渡される予定であったが、高橋てる子議員が授与式に欠席したので18番目の受領であった。
 
 前回の選挙の投票率48.92%に比べ、今回の投票率は5.53%低い43.39%であった。従って単純に考えると前回投票の88.7%に低下することはやむを得ないと考えても良いのだが、今回上位当選された皆様は、前回の得票に大きく上乗せしているのである。つまり私の努力不足であり、票の掘り起こしを怠っていたことに深く反省しなければならない。因みに投票結果は下表の通りである。
 
No 氏名 党派・会派 2015票数 2019票数 前回比
1 草刈 慎祐 39 羅針盤 2,572 2,883 112.1%
2 三上 和俊 68 自民クラブ 2,259 2,649 117.3%
3 田中 紀子 60 市民ネット 2,069 2,419 116.9%
4 齋藤 高根 64 羅針盤 1,948 2,391 122.7%
5 大野 俊幸 61 一新の会 2,255  
6 佐藤 修一※ 47 公明党 1,941 2,242 115.5%
7 渡辺 厚子 55 公明党 2,040 2,213 108.5%
8 竹内 伸江 56 公明党 2,170 2,086 96.1%
9 白坂 英義 61 新栄会 2,090 2,030 97.1%
10 座親 政彦 55 新栄会 1,709 1,969 115.2%
11 神蔵 五月※ 53 公明党 2,610 1,932 74.0%
12 石井 徳亮 56 羅針盤 2,067 1,847 89.4%
13 鶴岡 大治 62 羅針盤 1,181 1,836 155.5%
14 高橋てる子 68 元気力 1,859 1,738 93.5%
15 永原 利浩 54 羅針盤 1,600 1,685 105.3%
16 重城 正義 65 自民クラブ 1,596 1,589 99.6%
17 大村 富良 63 一新の会 1,948 1,580 81.1%
18 國吉 俊夫 70 無所属 1,800 1,572 87.3%
19 近藤  忍 55 羅針盤 1,677 1,541 91.9%
20 石井  勝 78 自民クラブ 2,309 1,498 64.9%
21 平野 卓義 60 羅針盤 1,535 1,466 95.5%
22 鈴木 秀子 71 共産党 1,715 1,421 82.9%
23 石川富美代※ 64 無所属 2,530 1,109 43.8%
24 堀切 俊一 61 立憲民主 1,070  
25 栗原 睦男※ 64 共産党 1,508 1,023 67.8%
26 舘 範治 52 幸福実現党 314  
27 地曳 純一 66 無所属 520 304 58.5%
28 神谷 剛彦 41 無所属 69 281 407.2%
滝口 敏夫 自民クラブ 1,620 0.0%
篠崎 哲也 一新の会 1,507 0.0%
後藤  秀 自民クラブ 1,393 0.0%
宮木 康弘 羅針盤 1,241 0.0%
中村 聡士 598 0.0%
合計 51,681 46,943 90.8%
 
 表中の佐藤修一候補は前回住ノ江雄次市議が得票した値との比較で、以下同様に神蔵五月候補は岡田貴史市議と、石川富美代候補は石川哲久市議と、栗原候補は佐藤多美男市議と比較している。前回69票だった神谷候補は一気に得票を4倍に伸ばしている事に感心するが、共産党の両候補が大きく減らしてしまい、新人の栗原候補が次点に成ったことには驚かされる。今回は立憲民主党の候補が出た事が影響しているように推察されるが、その因果関係を立証することは難しい。
 今回は699票もの無効票があったようである。その意味を推察する事は難しいが、何れにしろ、我々立候補者が選挙に行きたくなるように、そして有効投票をしてもらうように今後も努力するしか無いであろう。
 
 共産党の鈴木市議が一人になったことで、議会では6月議会に向けて会派室の改修工事が必要になってくるものと思われる。我が羅針盤は改選前の6名から7名になったので手狭感が生じているが、無駄な費用は使用して欲しくないので、何とか耐えることにしたい。それより、これから議会内での会派構成がどの様に成っていくのか、14日に予定されている臨時議会までの間に様々な動きが有るのではと注目される。
 また、今回は立候補した女性候補が全て当選したことで、女性議員比率が25%まで上昇した。女性目線を更に意識した議会運営を行うことで、次回以降の選挙に対する投票率の上昇率に繋がればと考える。
 
 新聞で報道された県内の状況では、銚子市で0.474票の差で当落が別れたり、成田市で定数30に滑り込んだ候補が法定投票に達していなくて落選し欠員1となった事など、様々にドラマがあったようだ。因みに県内で災害ボランティア議連千葉支部に登録している議員の内、私を含めて12名が今回の選挙の洗礼を受けたが、皆無事に帰ってきたことを確認してほっと安心した。
 
 以上、雑駁であるが今回の選挙を終えて、その結果を記載しながらの感想である。ともあれ、私に投票していただいた、市民会館の大ホールにも収まらないような多くの人達に感謝を捧げ、引き続きしっかりと議会活動をして行かねばと考える次第である。