房総半島の26市町村について
 
 今回の新型コロナウイルスに伴う感染症の拡大は東京に隣接する市川市や松戸市で拡大する傾向がある一方、房総半島では感染が比較的抑えられている傾向が感じられた。
 そこで個人的に集計するにあたって旧安房の国と上総の国に属する市原郡・君津郡・安房郡・夷隅郡・長生郡・山武郡の6郡に属する26市町村、約112万7千人の状況を旧下総の国に属する千葉県北部と分離することとした。
 
 ただし現在山武郡に属している横芝光町のうち旧光町の地域は下総の国に属していた匝瑳郡であったため、集計には下総の国の一部が加えられている。逆に千葉市の土気町は旧上総の国である山武郡であったが下総の国に属する千葉市と合併してしまったので集計からは漏れている。さらに細かい話と成るが、市原市と千葉市の境について、私が千原台区画整理事業に携わっていた頃に換地処分に伴って境界線の見直しが行われたように、旧上総の国と旧下総の国の境界は道路や河川の工事にともない多くの場所で若干の変更がされているものと思うが、軽微であるため特に問題としない事とした。
 
 以上、補足説明です。