6月議会が終わる
2020/06/18記
 今月4日に初日を迎え、一昨日の16日に最終日となった6月定例会が終了した。一般質問を行わなかったため日程を短縮し、議決行為を早くすることで速やかにコロナ対策を進められるようにという配慮であるが、一部報道では質問を中止したことに「議会は不要不急の存在なのか」という視点で批判もされたようである。
 木更津市議会は調査力が高い議員も多く、それだけに緊急事態宣言の中でも感染症対策を進めている部署が質問調整のために手間と時間が裂かれることが危惧されたわけである。自粛するように呼びかけることも考えたが結果として中止したのである。
 県内では千葉市議会でも一般質問を辞めたようだが、今後はこの様な対応をしなくて済むことを切に願う次第である。
 
 さて、終日に議決した補正予算にはコロナ対策が多く盛り込まれており、その予算捻出のため、議会費は議員報酬の1割減と行政視察の中止などで1742万1千円の削減を行っている。この身を切るような姿勢を補正予算の賛成討論で言って貰いたかったのだが、発言を依頼していた某議員は沈黙していたので残念である。
 またコロナ対策だけでなく、昨年の台風災害に対する支援も入っていた。例年の事業にない様々な事業が憶測で進むため、確保した予算を執行できるのか、また不足が生じないか等、見えない点も多い中で見切り発車している。今後の議会で適切に補正を行う事が望まれるが、それでも来年9月に行われる決算審査は大変苦労するだろうと今から心配になるのである。
 
 定例議会は終わったが、基地に関する課題は山積みであり、基地政策特別委員会は要望書の原案作成も含め、9月議会まで数多くの会議を開催せねばならないであろう。
 庁舎にしても民間への要求基準の整理に先立ち、少なくとも議会機能はどうあるべきかという議論を進めねば成らず、来月には庁舎整備特別委員会の開催が必要となる見込みである。
 議会運営委員会も災害時における議会対応をマニュアル化するとともに議会改革に向けた議長答申を行うために来月上旬頃に開催を呼びかける予定である。短い日程で議会が終わったという実感が湧かないのは、これらの課題が多いからである。
 
 さらに明日は18時から「木更津駐屯地に関する協議会」が開催され、多くのマスコミが集まる中で木更津駐屯地の今後等が話し合われる。議会は市民の代表として参加する以上、暫定配備に関して聞かねばならないことも多く、そこに定期機体整備の変更等の話題も加わり、更に盛りだくさんに成っている。議会が終わったと言って一息つき間もない日程である。
 
 書面議決が多かった地域の会合も、顔を合わせようという動きが出始めている。夏の祭事は殆ど中止になったが、感染に対策をしながら街の賑わいも戻して行かねばならない。色々とやることが多い日々だと感じながら、議会終了から1日の間を空けて議会終了後の感想を記載させていただいている次第である。