議長職を退任する
2021/06/03記
 本日は6月定例議会の初日である。木更津市議会では議長任期を2年間とする暗黙の申し合わせがあり、私も感染症対策で精神的に疲れている身体に休憩を与え、同じ会派から副議長を輩出したい考えがあり、更には久しぶりに議会質問を行いたいと思い、慣例に従い辞表を提出し、本日議長の職を辞することになった。
 
 これまでの2年間は同僚議員や議会事務局に支えられるとともに、渡辺市長や木更津市役所の執行部の方がらや各種職員のご協力のもとで様々な難局を乗り越えてきた日々であったと改めて思う。
 
 議長職であることを理解いただき、地域の方々には多くの場面で手助けをしていただき、妻や両親にも様々に支えていただいた。全ての関係者に心から感謝を申し上げたい。今日は多くを記載せず、議場で述べた退任挨拶を次に記して、議長退任の挨拶と御礼を、この場で伝えさせていただく。
 
 
 平成最後の地方統一選挙後に行われました5月臨時会において、歴史と伝統ある木更津市議会の第62代議長に就任し、令和最初の2年間を務めさせていただきました。これまでの間、議員各位、渡辺市長を初めとする市役所の皆さん、私を支えていただきました事務局職員に対し、心より感謝を申し上げます。
 思い起こせば就任直後には、原田防衛副大臣が陸上自衛隊オスプレイの暫定配備の打診で訪問され、その年の夏には渡辺市長・草刈建設経済常任委員会委員長とともに、ベトナム社会主義共和国のダナン市を訪問して友好都市の調印式に立ち合い、秋には台風15号による災害に対応した議会運営を取らせていただきました。冬には暫定配備を行う場合の条件を意見書として防衛省に提出し、その結果協議会が設置されたなかで暫定配備が始まったことは皆様も周知のとおりです。
 令和2年になると中国武漢から始まった新型コロナウイルスの対策に追われ前例のない議会運営を行うとともに、議員報酬の削減や行政視察等の停止など、皆様のご理解を頂きながら、議会からは一人の感染者も出すこともなく、何とか今まで乗り越えてまいりました。
 議会運営委員会には6項目の諮問をさせていただき、いくつかの点は改正と成りましたが、今後も引き続き検討を要する事項も残り、今後は一議員として良い木更津市議会を目指すとともに、市政の進展、市民福祉の向上のため、皆様とともに努力させていただく所存です。
 何かと至らぬ点も多々あったことかと存じますが、皆様のご協力に衷心より感謝を申し上げ、退任のご挨拶とさせていただきます。
2年間本当にありがとうございました。