意見公募を始める
2022/12/23記
 本会議最終日の議員全員協議会では16件もの意見公募が説明され、翌日は市民に対して提案され、現在は絶賛募集中である。
 私も委員会の中で色々と意見も伝えたが、今回は自分の所属しない委員会に関するものも多く、意見公募を始めることにした。
 
 意見公募については木更津市の公式ホームページの中の「木更津市意見公募制度(パブリック・コメント制度)」で現在進行中の案件でだけでなく過去の状況も解るようになっており、また今回公募を行っている資料や意見公募の提出方法、提出する書式も示されているのでご確認いただきたい。
 
 因みに令和4年度に実施した意見公募は下表の通りである。
番号 政策等の題名 担当部署
4-1 個人情報の保護に関する法律施行条例(素案) 総務課
4-2 第2次 空家等対策計画(案) 住宅課
4-3 総合計画 第3次基本計画(素案) 企画課
4-4 地球温暖化対策実行計画(素案)の策定 環境政策課
4-5 一般廃棄物処理基本計画(素案) まち美化推進課
4-6 第3次教育大綱(素案) 総務課
4-7 パートナーシップ・ファミリーシップ宣誓制度(素案) オーガニックシティ推進課
4-8 彩り豊かな個性が集う共生社会づくり条例(素案) オーガニックシティ推進課
4-9 汚水適正処理構想(素案) 下水道推進室
4-10 木更津飛行場周辺まちづくり基本計画(素案) 公共施設マネジメント課
4-11 新立図書館整備計画(素案) 生涯学習課
4-12 第3期教育振興基本計画(素案) 教育総務課
4-13 地域公共交通計画(素案) 地域政策課
4-14 産業立地促進条例の一部改正(素案) 産業振興課
4-15 地区別防災指針(素案) 危機管理課
4-16 地域防災計画(素案) 危機管理課
4-17 国土強靭化地域計画(基本計画編)(素案) 危機管理課
 
 「政策等の題名」の項目では「木更津市」と「について」は省略して表現している。<計画(素案)>と<計画(素案)の策定>における意味の違いは残念ながら私もよく解らない。
 
 覧が色のもの(4-1,4-2)は9月議会が終了した翌時から開始された2つの案件で、9月23日〜10月22日が公募期間であったので既に終了して取りまとめに入っている。なお、双方とも意見は出されなかった。
  覧が色のもの(4-3〜4-17)は今議会で報告された案件で、意見公募を求める期間は12月15日〜1月13日と成っている。また上記の表にはないが、1月5日〜2月3日までを意見公募期間として「第2次スポーツ推進計画(素案)」も4-18として追加される予定である。
 この案件だけ期間がずれた遅れた理由は、コロナウイルスの影響が払拭されていない状況下で「第2次」の改定を一年遅らせるべきか検討していた結果として、とりあえず市の12月広報誌への記載を見送ったが、その後に国の動向に習って予定通り改定することを定め、1月広報誌に意見公募の告知がされるのを待つためであるようだ。従って現在進行中の案件は15件である。

 全ての案件の説明を各委員会と議員全員協議会で聞いているのでポイントは掴んでいるだろうと考え、表現の細部に渡る点までチェックを行うことなく1案件を平均30分で済ませられると仮定しても、全ての案件に意見を記載するのに7時間半もの時間を要することになるという計算結果に気が遠くなる。
 ともあれ正月休みの間、雑務の間を見て意見公募を行えるように、取り敢えず状況整理から始めてみたという次第である。