事前審査の出席者
2023/03/24記
 前回の統一地方選挙は平成31年4月に投開票が行われ、翌月から和暦が令和に変わったので今回は令和になって最初の統一地方選挙である。その先陣を切って昨日には北海道、大阪府、神奈川・福井・奈良・鳥取・島根・徳島・大分の各県の合計9道府県において知事選が開始されている。47も都道府県があるのに9道府県だけなのは、他の38都府県では任期満了前に知事が辞任する事が行われたためである。政令指定都市である相模原市では神奈川県知事選挙が23日に告示されたのを皮切りに、市長選挙が26日に告示、神奈川県議会議員選挙及び相模原市議会議員選挙が31日に告示され全てが9日の投票である。来月上旬は知事・県議・市長・市議の全てが選挙戦を戦うので市民は混乱しそうだし投票受付や開票作業も大変だと心配する。
 個人的には相模原市がその体制で滞り無く選挙事務を行えるのであれば、全国の全ての市町村も前半の県知事・県議会議員選挙と同じ日程で市町村長・市町村議会選挙を実施すれば選挙に係る経費を大幅に削減できて良かろうと思うのであるが、国会では制度を変更する検討すら始まっていないように感じられる。
 
 かずさ四市では統一地方選挙に併せて選挙となるのは千葉県議会議員選挙と木更津市議会議員選挙だけである。千葉県議会選挙しかない木更津以外の三市では穏やかな春を過ごせるはずであったと思うが選挙になってしまうなら仕方ない。選挙になる市では市民に争点を明確に示していただくことを願う。
 木更津市では県議会議員選挙が終わると市議会議員選挙が始まるのであるが、県議会議員選挙は31日中に無投票となることが決まってしまえば2週間以上も選挙の間が保たれることになる。県議会が選挙にならないことは自らの選挙に力を蓄える時間が出来たことだと自覚してこれから一月を乗り越えたい。
 
 さて、一月後には投票も済んでしまうような本日3月24日には市議会議員立候補予定者に対する書類審査が行われた。午前中から混雑する会場を訪れたものは下表に示すように28人である。なお、この表は受付をした順序で選挙管理委員会が整理しているので、それに併せた形である。表中の着色は新人候補である。
No 氏名 区分 期数 地区 年齢
1 川津多計美 新人 東中央 70
2 田中 紀子 現職 3 八幡台 64
3 草刈 慎祐 現職 3 幸町 43
4 佐々木次郎 新人 八幡台 74
5 藤田 真澄 新人 大久保 48
6 重城 正義 現職 3 本郷 69
7 渡辺 厚子 現職 3 大久保 59
8 松井 晃治※ 新人 請西東 47
9 永原 利浩 現職 3 東太田 58
10 近藤  忍 現職 4 江川 59
11 鶴岡 大治 現職 3 朝日 66
12 吾津松太郎 新人 新田 45
13 竹内 伸江 現職 2 金田東 60
14 大野 俊幸 現職 8 中里 65
15 佐藤 修一 現職 1 清川 51
16 安藤 順子 新人 中里 56
17 吉田眞希人 新人 太田 30
18 石川富美代 現職 1 中央 68
19 齋藤 高根 現職 4 畔戸 68
20 しげのぶ ともひこ 新人 請西 52
21 斉藤 秀樹 新人 金田東 59
22 石井 徳亮 現職 2 矢那 60
23 平野 卓義 元職 4 中央 64
24 座親 政彦 現職 3 畑沢南 59
25 三上 和俊 現職 11 下内橋 72
26 神蔵 五月 現職 1 羽鳥野 57
27 鈴木 秀子 現職 3 若葉町 75
28 堀切 俊一 現職 1 貝淵 65
 8番目の松井さんの「まつ」の字は松でなく、沿のさんずいが木へんに成った文字であるが登録文字でもないので表現できない。そのため今後も私のHPでは便宜的に「松井」で記載させていただく。同様に20番の方はひらがなでの登録なので今後に漢字が明らかになった段階で情報を更新したいと考えている。
 2月20日の立候補予定者説明会に来ていた陣営の内、堀田明成さん、門澤秀徳さん、渡辺朋幸さん、石川金衛さんは事前審査に臨んでいない。届出書類が面倒であることや、有効投票数に達していない候補者では供託金が没収される事、何より候補者が多くなって選挙が厳しくなると想定して立候補を取り止めたのかも知れないが、立候補届出の日に書類を提出することは可能なので参戦してくる可能性は0では無いだろう。
 選挙管理委員会は届出をした者のうち報道機関等へ公表しても良いという者の氏名と現職・新人・元職という区分だけを公表していたが、前回の事前説明会では地区の発表が成されているので追加させていただき、他にも私の調査する範囲で年齢等も加えさせていただいた。従って前回出席していない20番目の方は極端に情報が少ないのである。
 
 本日審査を済まされた方々は、少なくとも法務局に供託を預けて覚悟を決めてきた人たちであるので、告示日までに取り下げるとは思えず、従って選挙になることは明らかなのである。
 周知期間が充分とは思えない新人も多くいるが、私は私のやるべき事を確実に片づけていくことが重要だと思いながら、自身5回目の選挙に向き合おうとしているのである。