クリーニングの間
2023/05/31記
 今日で5月が終わり明日から6月である。今期の市議会議員としての任期の1/48が過ぎることになる。5期目になった私にとってはこの一ヶ月は議員としての1/193に過ぎないのだが、新人議員にとっては価値観が変わる激動の日々であったことだろう。
 
 今月冒頭は、選挙期間中に当選した場合には羅針盤に所属することを決めていただいていた齊藤秀樹議員と吾津松太郎議員だけでなく、最年少の吉田眞紀人議員を加入すべく勧誘を行っていた。 他の会派の方々とは今期の議会で取り組む事案や人事についても水面下で調整を行い、2日の議長経験者会議・9日の初会合・16日の臨時議会とステージを重ねながら人事も定め、会派室の位置も決め、議会を形作ってきた。
 そんな日々を過ぎて18日には会派で浜田防衛大臣の元に表敬訪問へ向かったのであるが、この日には佐賀での用地締結が行われ、自分が議長の時に5年という条件を付けた陸上自衛隊オスプレイの暫定配備が佐賀への正式配備に向けて大きく動き出して安堵することが出来た。
 しかし翌日には駅前庁舎の整備計画が白紙になったことが明らかになり、4年前に私が議長だった頃の暫定配備の打診が来たときと同様に、今回は市庁舎移転に関して大きな課題を抱えて鶴岡議長体制がスタートすることに成ってしまった。24日に説明会を開いたので昨日の質問通告で集中砲火に成ることは無かったが、大野議員の質問がどの様に攻めていくのか気になる点でもある。
 
 個人的には選挙で長らく里帰りさせていなかった妻を大型連休中に実家に連れて帰りながら単独で西上州の帳貼山で久々の登山を楽しみ日常を取り返したと思ったのもつかの間、初会合が有った日の夕方に父が倒れて君津中央病院に19日まで入院するといった心配事を抱え、おまけに父が退院した翌日の夜に私が額を怪我して君津中央病院の世話になるという情けない話も起こしてしまった。これからは自分の事にも気を付けながら父の介護で近くに済む家族の協力も得ながら日々を過ごさねばならなくなる。
  
 選挙を終えて連休も明けた5月8日に冬物のスーツを朝日庁舎のクリーニング店に預けたのだが、急いで使うのでなければ通常の日程では6月14日の受け取りに成りますと言われたので、その日程で預けてきた。14日は13時10分から私が一般質問を行う予定であり、これから執行部と質問内容を詰めていくことになる。一般質問が終わるまでが、全てスーツをクリーニングに出して帰ってくるまでの間の出来事に成ったことに驚かされている。
 ともあれ色々な事が公私ともに起きている。良く考えてみると私は今年前厄である。今更という感じもするが、厄除けに行こうかなと思いながら今回の雑然とした「思うこと」を終えたい。