富津の選挙が過ぎ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2024/04/24記 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
21日投開票の富津市議会議員選挙には青年会議所の先輩と後輩2人の合計3人が立候補し、私は年が近く災害ボランティア議員連盟でも一緒に活動してきた高木一彦元議員の応援演説などを行ったが今回も当選圏に届くことが無く苦杯を舐めることになった。 一方、立候補した5名の新人は全て当選を果たすことになった。昨年選挙があった木更津市や君津市でも現職の壁に跳ね返された新人候補が居たのであるが、富津の新人は見事であった。これら3市の新人に限って得票順に整理すると下表となる。 |
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3市で22人の新人が立候補して19人が当選している。当選した新人議員の当選時点の年齢の平均は49.0歳であり、年齢順に並べて整理したものが下表である。 |
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各市の新人議員比率は上表に計算の通りであるが大きな差がないことが解る。議員の30.6%という少なくない比率が新人議員になっているので袖ケ浦市の選挙が終わったら四市合同で新人議員を対象に広域行政の研修会を行うべきだろう。 さらに60歳未満が15人であることを考えると(既に木更津市の齊藤秀樹議員は還暦を超えているが)鶴岡現木更津市議会議長が15年くらい前に提案したようなU-60会議を開催し、若者の目線による議会の在り方を議論する場を設けても良いだろう。ただしこの場合は富津市の新人の3/5が対象外に成ることが問題である。 女性議員は5人なので当選者の26.3%である。政治に挑戦する女性が増えないことには女性議員の数は増えないのであるが、その点でこの値は有る程度評価できるものである。しかし女性が半数に近づく日はまだまだ遠そうである。 富津市の選挙に先立ち福原議員が引退した結果、今回の最多当選議員は平野明彦議員の7期目と成り、次いで石井志郎議員の6期目であるが、次は平野英男議員の4期目が一人だけで、5期目はなく、3期目以下が新人を含めて13人の議会となる。富津市議会で私より議員歴が長い方は2人だけとなり、ここでも私がベテラン化していることを改めて実感するのである。 来月には臨時議会が開催され正副議長や出向議員が決まることになるだろう。かずさ水道広域連合企業団議会の2人が誰になるか気になるところであるが、期数の少ない議員が積極的に発言してもらうことも期待したい。広域議会だけでなく富津市議会で独自に新しい取組を始めた場合は互いに切磋琢磨して市民のためになる議会を目指していけると考えている。 富津の選挙が過ぎて、次の展開を期待しながら取り留めのないことを記載した次第である。 |