健康と防犯を思う | |
2025/01/30記 | |
先日、江川区から選出されている民生児童委員や交通安全指導員等と区の役員の懇親会があった。その際に面白い提案をいただいたので忘れないうちに記載する。 現在、アクアコインではグーグルフィットという万歩計機能のアプリを携帯にインストールしてリンクさせると一日の歩行数が7千歩を超えると5ポイントを贈呈するというメリットを与え、それにより健康寿命を伸ばそうとしている。私もその機能を使用していたのであるが何故か今月16日以降は歩数が計測されていない状況であるがその話はここでは関係ない。 いただいた提案は、高齢者を積極的に外に出すモチベーションを今以上に高めるため、仮称防犯監視委員として登録し、歩行中に写真や映像を撮影して防犯に活用しようとするものである。 誰かのために歩き回るという方が意識も高くなり、健康寿命も延びるだろうと思う。帽子か腕章等を付けた市民が歩き回る地区では犯罪の抑止効果は大きいだろうし、街中に防犯カメラを設置するより費用対効果も高いだろう。 ドライブレコーダーの肖像権が問題にならないように法律上は問題ないと思うがカメラを片手の散歩は危ないと思われる。帽子かヘルメットの上、または胸ポケット等にウェアラブルカメラを固定するような運用が望ましいし、画質にこだわらなければかなり安いものも多いので事業費も多くはならないだろう。 撮影した映像はドライブレコーダーと同様に上書きし続ければよく、特に犯罪などが発生しない限りどこかに提出する必要もなく、活動記録を報告する必要もないと思う。歩く時間やコースは自由に設定してもらえばよく、空白区が出来ても仕方がないと考える。 年度が替わり新たな委員が選定されたときに資材貸与とともに簡単な研修を行うだけで良いと思うので職員の負担が増えることもない。 夜中に酔っぱらって帰ってきた姿を撮影されてしまうことは恥ずかしいが、昨今の物騒な世の中ではこの様な防犯体制が望まれているだろうと考えながら聞いた話にアイディアを追加して記載している次第である。 |