夜中に仕事をする
2025/11/26記
 明日の木曜日から12月定例会が始まり、来週の火曜日に14人中の3番目として私が質問を行うのであるが、なかなか答弁のやりとりが形に成ってこない。私が投げかけた再質問に早めに返答すると再々質問が帰ってくるのではと心配しているのかもしれない。答弁が返ってこなくても勝手に想像してその先まで作ってしまうことを経験の少ない課長たちは知らないようだ。
 
 さてそんな中でも午前中に庁内で調整を済ませ、午後から修正して確認された答弁案は大抵夕方に届くことに成る。それを受けてこちら側でチェックして文言を揃え、原稿の手直しを行うのは夕食を終えた後に作業することが一般的である。おまけに雑件の処理やHPの更新なども夜中に行うのでバージョンアップした内容を市役所に通知するのは日付が変わる前後に成ることが多い。
 
 国会答弁に対応する官僚たちは深夜に送られてきたメールを未明に対処して文章として仕上げ、関係資料を揃えて早朝に閣僚や総理大臣に説明する。そのため高市総理が手直しが少ないように答弁文章等が完成するまえの午前3時に官邸に入り調整をとったというのは、ある意味で合理的な行動なのである。野党は労働強化につながると批判したが、総理が加わることによって部長級の出席が必要になるという変化は有っただろうが担当レベルは多分いつも通りの徹夜であっただろう。私も36年前に長野オリンピックに関する道路整備の案件で1晩だけ徹夜したことが有ったが、この様な若手が毛嫌いする霞が関の文化をいつまで続けるのだろうか、という点で野党は国会改革を求めてもらいたいと思う。
 
 もちろん、木更津市ではその様な無理が生じないように通告を早めに行い、調整が日中の業務だけで行えるように充分な時間を用意している。職員が翌朝から仕事が出来るように議員が夜中に仕事をすることは仕方がない。何故なら質問をしている責任は議員の側にある上に、議員は雇用された労働者では無いからだ。
 それでも質の高い質疑に成るよう、近隣市と比べ通告の早い木更津市議会においても、さらにその前から多くの議員は調整を行っている。私も今回は10月24日から調整を始めたので既に一月以上を費やしているが、それでも完成にはほど遠い状況に在る。
 私が議員に成った18年前の頃には深夜に返信してきた職員も居たが、それを普通のことだとしてしまったら家庭の事情で優秀な職員が管理職に成れなくなるので今の状況は妥当な結果で遅いと怒ってはいけないのだよねと思う事にしている。
 
 この季節で夜中に仕事をするときに気に成るには早く風呂に入って湯冷めするか、夜中にぬるい風呂に入るかの選択である。湯冷めしないように暖房するとか、私が熱い風呂を楽しむためにお湯を入れるという選択肢は基本的に持っていないので、よほど体調が悪いときとか冷え切った時だけ例外的に悩まないだけである。
 夜中に事務所から母屋に移動して鍵を開けて家に入り寝静まった寝室にそっと入って横に成るのも気に成ることである。今から11年前までの独身の頃には事務所で寝泊まりしていたので深夜に仕事をするのが当たり前だったが、少し普通の人に成ったのかもしれない。
 
 昨夜の22時30分と今日の17:30に送ったメールの返信が市役所に届き、関係者の意見を取りまとめて打ち返すことでテニスのラリーのように互いが死力を尽くせば木更津市の課題が明らかになって議場多くの人の1時間を拘束した効果が生まれる、と思いながらも、無駄な時間を費やすのではないかという心配と隣り合わせで原稿を書き資料を取りまとめるなどの準備をしているのである。
 そのため質問の一週間前からは急ぎの仕事を入れないようにして何時でも私の投げかけた質問に対する答弁に打ち返す準備もしているのであるが、玉が帰ってこないことにはやることも無く、今日も庭木の剪定をしてもメールが届いていなかったので夜中に作業が出来るよう午前中にスーパー銭湯に行って夜に入浴の悩みをしなくて良いように準備していたが返事が来なくて空振りだった。
 
 議会直前にこの様な対応をしている議員はごく少数だと思うが、そんな議員も居ることを知ってもらいと思いつつ、そういえば来月に結婚記念日が来るななどと本質に関係ないことを深夜に記載して、そろそろ日付が変わる前に寝静まった寝室に向かわねばと考えているのである。