| 教育振興会に思う | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 2026/07/08記 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 昨日の夕方に「岩根西地区教育振興会」に岩根小学校のPTA会長として出席し事前に役割の相談は無かったものの議長として総会と理事会での議事を進行させていただいた。 地域には他にも青少年育成活動を行う「青少年育成岩根西地区住民会議」という岩根三丁目区長の小籠さんが会長で、岩根西交流館が事務局を務めて運営する組織も有り、6月14日に開催された総会では@夏の体験学習(電車で行く高滝ダム見学)、A秋の体験学習1(親子料理教室)、B環境美化活動(花植え)、C秋の体験学習2(世代交流グランドゴルフ大会),D冬の体験学習(星空観察会)、という5つの事業を主催するほかに文化祭で掲示する塗り絵コンテストに景品を出すなどの事業を行なっている。 前年度の決算額は下記に示す通りで前年度からの繰越金が全体の67%を占める状況であるが、その次に大きいのが各自治会に割り振られた賛助金で、それ以外に「地区活動費(市民会議)」という補助金と「生き生き子ども地域活動側人事業」という委託費が使用され、実質17万6千円の事業を行ってきた。 |
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| 上記のように市からの補助金と委託費だけでは事業費が賄えないために「助成金」という名目で自治会加入世帯数に40円を乗じた費用を11の自治会が拠出している。総世帯数は2,054であり、ここでも前に書いたように自治会に依存している体制である。 これに対して「岩根西地区教育振興会」は岩根四丁目区長の澤辺さんが会長で、岩根西地区では事務局を小学校と中学校が交互に担っている。こちらは具体的な事業を直接行うのではなく、学校で必要とする資器材の購入や周年事業等に資金を供給する組織であり、平成14年まで岩根地区教育振興会として岩根地区にある4つの小中学校の支援を行っていたが、その年の総会で東西に分かれて活動を続け、今年は24年度目である。 具体的な内容は下表の決算の通りである。 |
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| 自治会からの賛助会費は世帯当たり幾らという取決めは無いが取りまとめは自治会に委ねられている。そのため総会と理事会に出席していたのは10名の区長さんと小中学校の校長や教頭などの6人と私だけであった。規則上は小中学校のPTA正副会長も理事なのであるが、実際の資金は上表のように地域に依存している上に平日午後5時という開催時間ではPTAの会員は参加しづらいのであろうと思う。 木更津市では他の地域に同様の組織が有るのか確認していないが、インターネットで調べてみると学校後援会など多くの名称で様々な自治体に存在しているようだ。残念ながらこれを調査している公的な組織派は無いので全国的な状況は調べられなかった。他市の中にはPTA会費以外に強制的に保護者世帯から徴収している自治体も見られるが、そもそも義務教育学校の備品は税金で補填すべきであるという意見も多い。 過去に市議会の予算委員会で同僚議員が学校の備品費は学校の要求を満たしているのかと質問し、教育委員会は小中学校の要望を集約していると答弁しているが、市の教育委員会は地域の支援について存在を把握していないことに成っているようである。 写真は5月26日に江川陸上競技場で開催された「木更津・袖ケ浦支部小学校陸上記録会」で展開されている各学校のテントである。教育上は自分の学校名のあるテントが必ずしも必要とは思えないうえに各学校がそれぞれに調達している状況を考えると公平性を担保するため公費でのテント購入予算は認められない、というような見解が教育委員会に有るのかは解らないが今年度は岩根西中でテントを購入する予定である。本年度の運動会では生徒たちが熱中症に成らないように日陰を確保すべく昨年度岩根小学校が教育振興会の予算で購入したテントを借りて設営していた。この様な費用を地元が負担することを前提とする予算編成は如何なものかと思うので、次回の決算審査特別委員会あたりで質疑せねばと思うのである。また学校側に注文を付けるとすると、教職員が付き合いのある業者が少ないことは十分承知しているが、テントの購入まで教材の会社に頼まなくても良かろうと思う。また市の予算で購入していない資器材の管理がどの様になっているのか、寄付として台帳に計上することが全市的に徹底されているのかも気になる。単年度であれば数十万円程度であるが蓄積されれば結構な金額に成るのだ。岩根が東西に分かれてからの援助金は下表の通りである。 |
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これをグラフにすると下図のように全体として減少傾向に在るものの年間70万円程度は地域から供給が続いていることが解る。![]() 表のうち、令和8年度は要望額であるものの24年間の累計では約2千万円の資金が地元住民から学校に援助されるのである。平成20年度には岩根小学校の100周年記念行事があり、平成23年度には岩根西中学校の30周年記念行事が行われるなど、必ずしも資産として残っている支出だけではないが、平成29年度に共通として記載した「子ども110番の家」プレートなどは市が一括して製作して各学校に支給することが妥当だったと思えてならない。 議員に成って20年目なので今までも調べれば解る事を放置してきた責任を感じつつ、PTA会長に就任したことも何かの宿命かと感じながら、この様な状況をどうしていくべきか考えねばと思いながら資料的価値を残すため今回の記事を記載したのである。 |
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