12.4月下旬の活動記録 |
21日は9時に駅前庁舎に登庁し、9時半から議会運営員会を開催する。議題は①一般質問の留意点と②議会オーガニックビズの本格運用の2点である。前者は委員会協議会で説明する事案であっても一般質問で取り上げることを拒まないことの確認で、後者は夏季期間以外で議場外ではノーネクタイ等のオーガニックビズを認め、夏季期間は今まで通りの軽装を認める様に申し合わせ事項を変更するものである。
議運終了後に10時より議員会主催による水道事業の勉強会が開催され、市の企画課だけでなくかずさ水道広域連合企業団からは企画財政課、計画課など6課の課長を含む12人の職員と議会事務局長が出席していただき下記の項目について説明が行われたのちに質疑を受けていただいた。 |
No |
項目 |
1 |
企業団の設立からの振り返りと今後のあり方 |
2 |
水道用水供給事業及び水道事業の料金改定 |
3 |
施設の統廃合及び老朽化対策 |
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平成31年4月に水道事業の統合が行われ市役所に水道部が無くなったので議会でも2期生以下は水道部が有ったころを知らない。平成29年度作成の「君津地域統合広域化基本計画」及び令和6年度作成の「広域連合ビジョン」など知らねばならない前提が多いが出向している議員だけでなく、水道料金の改定にあたっては激変緩和のために一般会計から営業助成補助を行うか否かといった全体的な課題となってくる。改定前には改めて勉強会を開催するとともに出向議員による諸課題の説明も行った方が良いように感じていた。
勉強会終了後に30日開催の都市計画審議会の事前レクがあり、当日までに追加して欲しい資料などを担当課に要求する。昼食後も会派室に残って一般質問に向かって要旨を作成し、2時過ぎに企画課と調整を行ってから帰路に着くとアジサイ通りの正面に大きな鯉のぼりが泳いでいた。
帰宅して土曜日の授業参観の代休で自宅でに居た娘を連れて歯医者に行き、歯医者から帰ったら事務所で仕事を片付け、夕方に妻子を連れてお世話に成った江川光明寺の住職の弔いに出かけた。
22日は午前中に私的な仕事を処理してからHPの活動記録を更新し、午後から朝日庁舎に行くと新庁舎の建設が順調に進んでいた。
庁舎の近くで鉄骨工事の写真を撮影してから福祉部に行って障碍者福祉に関する聞き取りを行い、次いで駅前庁舎に移動して議会事務局等と打合せを行い、午後5時前に学童に娘を迎えに行く。帰宅してから事務所に籠って私的な仕事や雑件を処理し、早めに夕食を食べて床に入った。
23日は妻と一緒に金田にBTから高速バスで東京に渡り、丸の内で用事を済ませたのちにゆりかもめで豊洲に移動し君津市の下田議員から誘われた研修に出席する。この研修は下田議員や我が会派の草刈議員が所属していた当選当時に40歳以下の有志議員による「若市議会」という組織が企画したもので企画した研修の枠に余裕が出来たということで私と君津市の鈴木市議が参加させていただいたものである。 |
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12時から豊洲千客万来を運営する万葉俱楽部株式会社の高橋副社長と施設を見学してから会議室で開設までの経緯や現状について説明を受ける。元は別名の写真の会社であったがデジタルカメラの登場によりプリントが減少する中で温泉事業に進出して名称変更し町田や小田原などで事業を展開する中、築地から豊洲への移転事業に対して開発者として優先交渉権を得て現在に至っている。土地は約1.1ヘクタールを50年の定期借地で借り当初は東京オリンピックまでに開設を目指したが小池都知事が「築地場外を食のテーマパークとして残す」という発言をしたことに対して前提が異なると異議を申し出て建設事業を停止し、その後の和解を経て昨年2月に豊洲千客万来は開設された。結果的にコロナ禍での影響を回避する形に成り経営的には成功したようだが建設費の高騰に伴い計画は縮小を余儀なくされたようである。豊洲は観光施設と位置づけているが小田原駅前の開発で手がけた「ミナカ小田原」という施設には温泉施設や飲食とホテル部門だけでなく図書館や子育て施設も入所している地域の公共施設となっており、登山帰りに見学したいものだと思った。また同社は小田原でマンション事業など多角的な展開も進める都市開発事業も進めているので全国の自治体から相談が届いているようだ。下田市議も君津市が駅前からホテルが無くなる中で興味津々であった。 |
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14時に遅めの昼食を摂り15時から豊洲中央市場に入り都職員から市場の説明を聞き施設の見学を行った。この日は市場が休日であったが江東区の議員が開けてもらい正規の見学コースだけでなく仲卸市場や屋上緑化で公園的利用をしている場所などの説明も受けた。雨で視界が利かなかったが晴れた日の夕方は良い景色に成るだろうと想像される。仲卸業者は築地の頃から減っているが吸収合併が続いており新規参入の余地は無いようだ。また木更津の市場と同様に生産者が持ち込んだものは全て受け入れて委託拒否はしていないという事である。市場会計は単年度では赤字であるが神田や築地市場などの土地売却益が大きく残り一般会計からの補填はないとのことである。規模はあまりに違うが見学ルートの設定など木更津の市場移転の一助に成る視察であった。
17時に研修を終えBRTで新橋に戻る。京成バスの運行する連結バスはアクアラインにも導入したいと思っているもので輸送力の大きさを改めて実感する。新橋で君津市の鈴木議員や下田議員と懇親を深めてから東京に移動しアクアラインバスで帰宅し海上自衛隊前で下車して事務所で雑務を処理した。
24日は私的な仕事を処理して夕方にバスで街中に出かけ19時からのきさらづスポーツコミッションの総会に出席した。
総会資料は事前に郵送されており10年目となる団体を維持するボランティアの皆様の努力に敬意を払う内容であったが、活動の一つである左記のサイクルボールに参加して欲しいと言われる。久しぶりに自転車に乗ろうと思った。
総会後の懇親会にも顔を出し中締めの音頭をさせていただき二次会にも誘われて同行して情報交換を行いながら懇親を深め、就寝したのは前日と同じように日付が変わった後だった。
25日も連休に備えて夕方まで私的な仕事を続ける。市長や議長などのフィリピン訪問団は今頃何をしているだろうと思いながら細かな数字を処理し続けた。
26日は娘を土曜学校に送り、近所の所要を済ませてからホテル三日月に行き石井準一参議院議員の選対会議に出席する。かずさ四市だけでなく安房郡市からも多くの参加者が揃う中で会議は開催された。

石破内閣と自民党支持率が上がらない中でトランプ関税による世界的な経済停滞の影響は与党に不利に働く事が想定され、今までは千葉県選挙区で3議席中2議席を確保していた自民党は1議席を失う可能性が高いと関係者の緊張感は高い。選挙日程は確定していないが7月は選挙応援を行う月に成ることは間違えない。会議終了後に帰宅して着替えて自宅の庭木の枝払い等を行い、夕方に娘を迎えに行った。
27日は天気の良い日曜日であるが大型連休で各地が混雑しているという想定で事務所の片づけや家の前の草刈や植木の剪定を行う。花が咲き自宅でも少しは連休を楽しんだ気分に成りながら作業に励んだ。 |
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28日は午前中に遠縁の親戚の葬儀に列席し、帰宅後に着替えて金田に買い物に行く。大型連休がスタートしているので平日であるが人がいつもより多く目的を達成できずに帰宅する。午後から打合せを行い夕方に娘を学童に迎えに行き、夜は潮干狩りの道具などを探し回った。
29日は妻の従妹の家族と9時15分に江川海岸で待ち合わせ家族サービスとして一緒に潮干狩りを楽しむ。多くの県外ナンバーで駐車場が混雑しているだけでなくタクシーで来られているお客様も居て感動する。
駐車場の誘導や入口の受付などを行っている組合員の方々と話をしてから海に入り2時間ほどアサリを狩る。娘も従妹の娘も満足したころを見計らって切り上げ自宅に戻って荷物を洗って片付け、シャワーを浴び、近くのスーパーで購入したお弁当や寿司を食べて、都内の小学校の状況を聞く。
同世代の女の子たちが同じように遊んでいるが、運動会は父兄を学年別に入れ替えることや私立中学校への受験が一般的であることなど状況の差は顕著である。アクアラインが渋滞する前に帰宅する従妹家族を見送り、その後に町内で所要を済ませ、夕方にHPを更新し、翌日に交換してもらうため車に夏タイヤを積み込んだ。
30日は朝8時半に車を車検に出し、その後は事務所で雑件を処理し、昼食後に駅前庁舎に登庁して会派室で議会事務局と打合せをしたのちに次の議会質問に向けた資料を作成する。時間に成り8階の防災室に入り3時からの第125回都市計画審議会に出席する。今回はZoomによる参加者は無く、久しぶりにインカムを付けない会議となった。冒頭に傍聴している報道関係者が写真を撮影し、下記の議題で会議は始まった。 |
区分 |
No |
報告概要(件名とは違う) |
報告 |
1 |
笹子防災拠点施設地区地区計画 |
2 |
地域循環共生圏の創造に向けた土地利用 |
3 |
中野畑沢線沿道の土地利用 |
4 |
定期見直し(都市計画マスタープランの改定・用途地域の変更) |
5 |
市街化調整区域における既存集落維持のための規制緩和 |
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今回は諮問案件は無く、全て報告事項である。No1は日本財団による防災研修施設の建設のために地区計画を設定するもので市は日本財団と協定を締結済である。協定や財団の配置計画に存在しない宿泊施設が地区計画の文言に記載されていたので確認したところ研修参加者の宿泊を前提とする場合は記載したほうが良いと県から指導を受けたということであり大型の宿泊棟が出来るようなわけで無いようだ。No2はオーガニックなまちづくりとして出された民間提案を地区計画制度を使用して実現できるように上位計画を変更するもので具体的にはホテル三日月が廃アルミ等を利用して発電に結び付ける施設の計画が最初に出てくる見込みのようだ。No3は4車線道路に面した江川や中里の土地利用を高めるため第一種住居から第二種住居に変えるものだが沿線に市街化調整区域が残りそこでは規制緩和で住居専用地域相当の住宅開発が許されているというまちづくりの不連続が生じていることを指摘した。No4は比較的小規模な用途境界の変更などでNo5は主に10年以上が経過した農家住宅は非農家でも購入して改修し居住できるように変更するものである。空家が増えている農村部の住宅が不動産マーケットに加わりそうでどの程度影響が広がるのか今後の状況が気に成るところである。
会議が終わって他の委員や市の職員と他市の情報などを話していると車検が終了したという電話が入り車を受け取って帰宅し、交換した冬タイヤを事務所の倉庫奥に仕舞い込んだ。
→2025年5月上旬の記録。 |