1.かずさ四市の現状 |
では、なぜこの四市なのか具体的な理由を次に挙げましょう。 |
1-a 生活圏と行政圏が一致していません。現在の自治体の規模は、徒歩・自転車中心であった時代においては生活圏と整合が取られていましたが、その後自動車保有台数が飛躍的に伸び、道路網が整備されてきた現在、私たちの行動範囲は広域化してきました。 具体的には、高校への進学や就職に当たっては現在の行政境を意識せず行動しています。 つまり現在の行政上の四市という区割りは、私たちの生活圏・経済圏の実体と大きくかけ離れています。 |
1-b 私たちを取り巻く地域環境が
|
1-c 地方自治に関する制度が変化しています。 最近マスコミでも「地方分権」という言葉が頻繁に使われるようになってきました。 しかし、ここで重要なことは分権の前提として、中央から委譲された権限や財源を十分に生かし切れる一定規模の能力を持った受け皿としての地方自治体の存在が不可欠であると言うことです。 この四市では木更津税務署や木更津保健所をはじめ、多くの公的機関がこの地域を一体の地域として活動していますが、地方自治体が別々の存在になっており、様々な機関が行政事務を進める上では効率の良くない状況になっています。 四市が合併した場合は「中核市」の要件を満足しますので。福祉、衛生、まちづくり等の事務権限が強化され、今以上に地域のことを自主的に決定することが可能になります。 |
1-d この地域が四市であるのは
|
作成:かずさ四市合併を考える署名活動の会