実施日時 2010年(平成22年)4月11日(日) 09:00〜14:50 |
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「吉野田で里山の春を探す自然観察会」のテーマにて2010年度の自然観察会を行いました。
参加者は44名(塾生8、過去参加24、新規12)でした。
今回は9:00にかずさ1号公園に集合として呼びかけたところ、房総ファミリアの効果や商工会議所からの参加もあって、昨年の矢那地区自然観察会と同様に、40名を越える参加者が集まっていました。
受付を済ませ、駐車場で地曳代表より今回のコースの特徴などを説明してから出発し、まずは高倉観音を目指します。途中のアカデミアパークの工事現場が見えるところで進出企業の現状の説明を近藤から行い、ついで過去に矢那地区で行われていた製鉄史跡などについて資料を使い中山から説明しました。高倉観音に着いたところ骨董市が開かれており多くの人で賑わっていましが、ここでトイレタイムを取った後、境内に有る木更津市の名木百選に決まった高野槇、杉、栂、鎌足桜等について、選定に関わってもいる石井さんから解説しました。
高倉観音を出発し、旧道を北上し袖ヶ浦市に入ります。木更津ゴルフクラブ入り口で県道から離れ、山際の農道を歩きますと、地域の宮田環境保全会による「沢蟹生息地」や「遊休農地を活かした景観形成」等の説明看板もあり、車の通行も無い農道を広がりながら進みます。
大竹集落に上がる前に、下宮田の集会所を借りて2度目のトイレタイムを取った後は、竹林の中の細い坂道を一気に上がっていきます。
そして台地の上に出て、大竹神社まで歩いたところで予定通りお昼となり、スダジイの巨木が有る境内に散開し、昼食時間を取ります。
昼食後は中川公民館富岡分館まで歩き、そこでトイレ休憩を取り、水田地帯の中を吉野田保育園まで歩き、そこから圏央道を横切る為に住宅地の中の坂を登ります。高速道路は、獣道を併設した橋梁で越え、袖ヶ浦市と木更津市の境界となる丘陵の上を歩きます。
この辺りは造園屋さんの樹木育成地が広がり、良い所なのですが、谷を残土で埋め立てたところや不法投棄も目立つ地帯です。
丘陵地を抜けて広い道路に降り、ダム湖を渡れば出発地点の公園駐車場です。14:45に無事に帰り着き、地曳代表から挨拶を終えて解散としました。
今回も通信費と保険代として200円の参加費を頂きました。例年のように参加されている方の中から、スタッフとして協力したいという申し出もありました。活動の展開を考えると大勢の協力が必要なところですので、有り難い話です。秋の彼岸花活動や、今年の10周年記念行事などを供に考えていきたいと思います。
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