太田山竹取ものがたり 活動報告 

実施日時 2017年(平成29年)02月18日(土) 09:00〜16:00
 今年度の竹取物語の目標として、博物館と房総石の広場の間に繁茂する竹林を伐採し、明るくなった公園を体験しようと言う事があります。昨年の10月8日に伐採の試験施工を実施し、1月18日に会議を行った結果、この日と3月18日に本格的な伐採を行うことにしました。併せて翌年の木更津夜灯の作成に使える竹も確保するため、市の公園管理者に保管を認めて貰いました。参加者は途中の出入りも沢山ありましたが、総数では大人14人、子供2人ぐらいだったと思います。
 
 安西家の前に9時に集合して作業を始めます。竹はチェーンソーで伐採し、太く真っ直ぐなものは竹灯籠の製作に回すため1.8mに切り揃えてパーゴラの中に並べて保管し、それ以外は枝を落として石の広場に乗り入れたトラックに積みます。落とした枝はチップ化の機械で細かく粉砕し、現地で堆肥化を図ります。この堆肥の中にカブトムシの幼虫が住み太田山が賑やかになることも期待しています。今回は対象面積が広く、竹の本数が多いので小枝落としも、その枝のチップ化も大変な作業で気温は低かったのに汗が流れます。
 参加者の内、数名がこの日のお楽しみであるイノシシカレーを作成していただいており、作業開始から2時間半後の11時半から食事タイムにしました。肉の処理がよいのか臭みもなく美味しいジビエ料理で一休みです。
 
 食事を終え、午後0時半から作業を再開します。竹をトラックの近くまで運ぶもの、黙々と枝を落とすもの、切り揃えてトラックに積むもの、小枝をチップ機械の前まで運ぶもの、チップを坦々と続けるものなど、作業が分担されて仕事が捗り、午後3時でこの日の大まかな作業は終了しました。解散ミーティングを行って多数の方々は帰りましたが、若干名は竹灯籠用の保管品にビニールで覆いをしたり、会場の後片づけをし続けます。私もトラックで君津市戸崎にある処分場に運搬して降ろして来ましたが、今回の竹の重量は前回を大きく上回る1,310kgもあり、処分委託の費用は42,440円に成りました。処分場まで往復し太田山に帰ってきたら午後4時に成ろうとしていました。
 
 次回は3月18日の土曜日の朝9時に太田山の安西家前広場に集合し、今回の作業の続きを行います。人数が多ければ作業は捗りますので、多くの皆様の参加をお待ちしています。