太田山竹取ものがたり 活動報告 

実施日時 2018年(平成30年)02月18日(日) 10:00〜15:30
 先月の28日に引き続き、今度は安西家と博物館の間に残る竹林の伐採を行いました。ただし、今回は伐採作業だけでなく竹灯籠の加工を経験して貰うというオプションも有ります。参加者は大人17人、子供2人ぐらいでしたが、灯籠の加工に交代で6人以上が行くので、伐採作業は前回の半分程度となります。
 
 安西家の前に10時に集合して竹灯籠加工斑と昼食準備斑、竹伐採斑に別れて作業を始めました。チェーンソーで密に残る竹を伐採すると視界が変わるほどの変化が生じます。林床まで充分に光が射し込みますので、この先の植生も有る程度誘導しないと、次は笹原に成ってしまう事が危惧されます。今回も竹は枝を落とし、トラックに積み、枝はチップ化します。枝の多い竹だったので、今回もチップ化の作業は追いつきませんでした。
 竹灯籠加工斑は講師の篠田さんが用意した油ぬきした竹を使い、綺麗な作品を仕上げていました。作業に熱が入り、昼食は12時半からに成りました。今回は前回の猪汁に加え、猪のワイン煮込みが出され、参加者のテンションはとても高まりました。
 
 食事を終え、竹加工斑を交代して午後1時半から作業を再開します。切り倒されていた竹をトラックの荷台に載るように長さを整え枝を落とします。チップ化も黙々と進めますが、やはり今回も枝の発生の早さに追いつかず、前回より大きな山を残したまま午後2時半に作業を終えました。前回は一杯になったトラックも、今回は2/3程度の量で終了しました。処分はやはり翌日に処分場へ持ち込むことになります。因みに今回の処理量は1240kgでした。
 
 作業後は、昼食を執った旧金鈴塚保存館に行き今後の展開について打合せを行いました。残った御飯で焼きおにぎりが作られていました。今日の作業で残った枝の処分や林床の維持管理が必要なことは皆さんの同意をいただいたものの、単純な作業では尻すぼみになるため例えば古墳の復元の様な付加価値を付け加えるべきだという様な意見も出されました。今後の課題です。
 
 次回は3月4日の日曜日の朝9時に太田山の安西家前広場に集合して作業を行う事を決めて解散しました。
実施日時 2018年(平成30年)03月04日(日) 09:00〜13:00
 上記から2週間が経過し、前回処分しきれなかった枝のチップ化に合わせ、斜面に伸び始めた竹の若芽を除去し、今までの活動で園路の横に放置してきた竹もチップ化の処分を進めました。参加者は9時のミーティングの後に順次増えて、大人14人で作業を行いました。
 
 個人所有のチップ化の機械も借りてきて2台で仕事を行ったので枝の処理は順調に進んだのですが、乾ききった太い竹が機械に入りにくく、結構苦労しました。それでも作業終了後には明るく綺麗になった公園を見渡しと達成感に満足できました。
 
 作業終了後は猪カレ−を食べて、次回のタケノコ除去作業の日程を5月4日(金曜祝日)に行う事を決めて解散しました。次回も、多くの皆様の参加をお待ちしています。