羽鳥野バスストップの開業決まる
2007/4/8記
 今日は県議会議員選挙の投票日である。17時現在の投票率はわずか33%であり、このままでは最低投票率記録を更新しそうである。自民の2議席死守か民主党が食い込むかなど、見所が多そうだが市民の関心は低いようである。
 
 投票結果は後日にして、今日は羽鳥野バスストップの開業が今月21日(土)に決定したというニュースでも書こう。
 その日には八幡台公民館で記念行事があるとの事であるが選挙戦の終盤で政治関係者ではゆっくり祝賀ムードに浸っている者は居ないだろう。
 もっとも、私が過去に烏田バスストップ設置連絡協議会の1人であっても烏田土地区画整理組合の設計課長という肩書きに対する職責であったから組合解散後の今日には召集されることも無いのであろうから式典については若干の寂寞たる気持ちも有るが、それは構わない。
 
 このバス停に君津東京間のバスが停止することで、大久保・八幡台地区は今までより遙かに都心直結地区になる。新築の建て売りが2千万円以下、中古住宅に至っては土地付きで1千万円以下の物件が多数有る団地が羽田から30分の場所になる事で、地価の変更が起きるのか、それとも三直にバス停が出来ても小糸が高騰しなかったように冷淡に扱われるのか、それが楽しみである。
 
 このバス停については、設計段階での市負担額が2800万円程度と積算されたのでその半額である1400万円を組合が寄付してきたが、関東最大規模と言われる上屋を作ったり、警察との協議でアクセス歩道の整備が必要に成ったりして、4,409万7,000円の事業費に成ってしまったようだ。だから市の持ち出しは3000万円にもなってしまった。
 しかし、この開通によって八幡台や大久保の人達が袖ヶ浦で借りている駐車場代や、そこまでの燃料代の負担が無くなり、それが消費に回れば地域経済も良くなることだろう。簡単に計算してみると月3000円の契約と1日2リットル=240円の燃料代が20日分浮くと考えても7800円の削減である。年額で1人約10万円の削減なので、300人年の額に相当する。
 それ以上に、この開業効果で木更津に所得の多い世帯を誘致する事が税収と街の活性化のアップに成るのであるから、様々な場を通じて木更津の便利さをPR出来るような、そんなツールとしてこの「木更津羽鳥野バスストップ」が発展していくことを、伴に進めていくことが重要だと考える。
 選挙が終わったら積極的に活用しなければ、と思うニュースであった。