春のダイヤ改正に思う
2008/12/20記
 19日にJRが春のダイヤ改正の概要を発表したことが新聞で報道されていた。東京発の夜行寝台列車が無くなることは過去に愛用者であった一人として寂しく思う。あの東京駅ホームのキヨスクでビールや缶ウイスキーを購入して乗り込み車窓の夜景をつまみに旅立つことが出来ないことは残念である。
 しかし、そんな感傷的なことより、今回の地域的な問題点は内房線浜野駅への快速停車が正式に発表されたことである。
 
 現在でも巌根駅の不便さを嫌い、都内や千葉方面への通勤者で袖ヶ浦駅前の民間駐車場を借りている木更津市民を知っている。
 それ以上に便利なはずの木更津駅前に比べ、一月の借地料が安いことや定期代が安く済むことから袖ヶ浦駅や長浦駅周辺を借りるようだ。
 この事は巌根駅周辺のアパートの入居率の低迷や不動産相場の低下にもつながっている。市にとっては人口増加の足踏みだったり、固定資産税の減少としてデメリットが現れる。
 住民にとって固定資産税が安く済むことは有り難いが、駅前の賑わいもなくなり、飲食店の減少などで日常生活の不便を味わうこととなる。
 
 従って、前にも書いたように、いよいよ『内房線快速廃止運動』を企画しなければならない時が来たのでは無いかと考えている。
 幸い、年が明けると直ぐに巌根西地区区長会の新年会の集まりがある。作戦や趣旨書などを冬休み中に考えねばならないと、ダイヤ改正の記事を読みながら考えていた。