巌根駅快速停止運動が始まる | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2009/10/26記 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
本日(10月26日)に『巌根駅に快速電車を停めよう!推進協議会』が結成され、快速停止に向けた署名運動が開始されることになった。この協議会は、岩根地区区長会、社団法人木更津法人会木更津北支部、岩根中央通り商店会によって構成され、区長会長の田中さんが会長に就任した。また、渡辺・高橋の両県議が顧問として、そして私が事務局長として支援する型式で運営されることとなる。署名用紙から趣旨を引用すると次の通りである。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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18時半からの第1回協議会で役員や規約、事業計画等の承認が行われた後、直ぐに岩根地区区長会加盟区全28区の内、22区の区長に署名用紙が配布されると供に、協議会構成団体である社団法人木更津法人会木更津北支部及び岩根中央通り商店会も署名用紙を持ち帰った。 署名活動は年内集計を目標に活動され、翌年早々に東日本旅客鉄道株式会社及び千葉県知事、木更津市長に要望を提出することになる予定である。 当初はダイヤ改正が明らかになった3月にでも動き始める予定であったが、千葉県議会議員補欠選挙などの影響や、その他諸般の事情があり、秋も深まってからの運動開始と成ったわけである。今後は金田地区や岩根地区の企業など活動を広げていくことが肝心である。 さて、巌根駅に電車が停まらなくなった理由は、昇降客の減少に拠るところが多い。浜野〜君津間での1日平均乗車人員をJR東日本旅客鉄道のHPより抜粋すると下表のようである。 |
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これをグラフにしてみると下図のようになり、区間内で巌根駅が最小であり、なおかつ減少が続いていることが解る。逆に最近快速停車が行われた袖ヶ浦駅や浜野駅は増加中である事が解る。 |
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乗降客が少ないから快速が停まらないのか、快速が停まらないから近隣駅を使用するようになったり他の交通手段を使う事になって乗降客が経るのか、因果関係は明確ではないが、少なくとも地元の意見を聴く限り『塾通いの孫を袖ヶ浦まで送迎していて大変だ』とか『千葉駅近くだが駐車場を借りて通っており持ち出しが多い』とかの声が届いてしまう。 また、公示地価で見る限り、袖ヶ浦駅前に比べ岩根駅前は3割から7割程度安くなっていることも事実である。全てが快速無停車のためではないが、不便な土地であるという烙印を押されているような状況である。 さらに、半年前にも記載したが下表のように、この10年間で岩根地区の人口は千人以上減少しており、木更津市内の8地区の中で最大の減少幅ともなっており、市の均衡有る発展から離れている状況になっていると考えられる。 その解決策は、一つには快速の停止であり、併せて駅前の整備であると地元としては考えているところである。 |
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巌根駅のホームの長さでは15両編成の快速の一部が収まらないので解決のために巨額の投資が必要だという意見もあるが、同じ車両が運行されているはずの横須賀線田浦駅では扉の締め切り扱い運行をしているので、駅舎がホームに対して木更津側に偏っている巌根駅では袖ヶ浦側の数両を締め切り扱いにするだけで済む、とも考えるのである。 ともあれ、本日より地域の思いを叶えるための運動が区長会を中心に行われることになる。私も協力を惜しまないつもりであるが、岩根や金田という木更津北部の住民だけでなく、多くの市民、さらには隣接市の協力も得て、成功させていけたら良いと考えているので、署名用紙を見かけたら気持ち良く協力していただきく事をお願いします。 |