四通の郵便に思う
2012/09/17記
 本日は敬老の日で、世間的には3連休のようで、高速道路は何処も混雑しているとラジオが伝える中、私は4年連続の決算特別委員会に選ばれてしまったため、昨日の午後に『うみ祭り』を見に行った他は連日資料を読み込んでいた。
 
 そんな連休に入る前に4通の郵便物が手元に届いた。一つは右に示すエコカー補助金の確定通知書で10万円をいただけるという物、一つは往復ハガキで自民党総裁選挙の投票用紙、一つはアクアラインマラソン実行委員会から市議会建設常任委員長としてセレモニーに出席するかという物で返信ハガキ入り、最後の一つは航空祭に市議会基地対策特別委員会の委員として出席するかという物で返信ハガキ入りという内訳であった。
 
 1通目は6月にハイブリッド車に換えた時に申し込んでいた物で、正式な名称は『環境対応車普及促進事業補助金交付決定通知書兼補助金の額の確定通知書』という、いかにも役所の文章というもので、送り主は『一般社団法人次世代自動車振興センター』である。前回と違って駆け込み需要は生じていないようだが、それでももうすぐ予算額を使い切って補助金の交付が終了しそうだと報道は伝えている。
 個人的には購入して3ヶ月が経過し、4千kmを超えた距離を走っているが、これだけでガソリン代も3万円近く浮いている計算になる。その上に補助金の10万円が貰えるとあれば、こぞってエコカーに乗り換えが進むことになり、国家として考えると中東依存率が下がることは望ましいことである。但し、ガソリンスタンドや石油精錬工場は数量が出なくなって大変な事だろう。
 
 2通目の総裁選投票用紙は、自民党籍を持つ我が親子に揃って届いた物で、この頃には幾つかの陣営から投票を呼びかけるお願い電話がかけられてきたが、録音テープのような素っ気ない物に我が父は怒っていた。私は直ぐに意中の人を記載したが、どうも国民的人気も高いようで、次期総理に投票していると考えると感慨深い気持ちになる。
 
 3通目のアクアラインマラソンは、沿道に住む立場として地域のボランティアの活動状況も見たいし、ランナーが競い合う写真も撮りたい。若干葛藤が有ったが、やはり公職として参加する方向で返信を記載した。後日大会の詳細と入場証等を再度送ってきていただけるようだ。
 
 4通目は陸上自衛隊より10月13日(土)に開催される『第40回木更津航空祭』への招待状であり、その練習の期間は通常以上の騒音に悩まされる場所に住んでいる立場としては、いつものように出席することで返信を記載した。
 なお、木更津市には陸海空の3自衛隊が基地を構えているが、滑走路を保有し港湾施設を管理するのは陸上自衛隊であり、航空祭の主催が陸上自衛隊になるのである。
 海上自衛隊と航空自衛隊は物資の調達と保管・配送を行う補給処として機能してきたが、巌根駅に近い航空自衛隊の「燃料油脂、車両等の各種物品の取得計画立案業務等」が埼玉県の入間に移管され、それに伴い基地機能が縮小され、現在5百名を超えている基地から約240名が転出していく事が今月上旬に決まった。現在の木更津市居住者比率から考えると約150人の隊員が減少し、人口としては300人程度の減少になるだろう。特に人口の集積している巌根周辺では経済や学校に与える影響も大きそうだ。
 航空祭で航空自衛隊の隊員とも顔を合わせる事があるだろうから、その辺の詳細を聞いてみたいと思いながら、これら3通の返信をポストに投函してきたのだった。