木更津バルが近づく
2012/10/18記
 今週末のアクアラインマラソンに合わせ、昨年11月19日に行われた木更津バルが今年は10月20日より開催される。
 バルについては昨年の記事で解説をしているので、今回は省略するが、市内の多くの店を探索し歩けるという、木更津を深く味わうのには良い事業であると個人的には思っている。
 しかも今回は21日までの2日に渡り開催されるので、より多くの店へ足を向けなければ成らないのだろうと、市役所の企画部からチケット3枚、6,000円分を購入した。
 
 因みに、昨年は600円券が5枚で3,000円であったのが、今年は600円券3枚で2000円の販売価格となっている。今年の券は1枚売り上げる毎に200円が事務局に残ることになるため、この様な価格帯になっているのである。それを3枚購入した私は、合計9軒の店に行かねばならなくなっているのだ。
 因みに事務局に残る200円は利益ではなく、ポスターやチケットの印刷物への経費に回り、それでも市の会計から補助を行う必要が有りそうだ。参考に昨年は307枚のチケットが売れたが、それに要した事務費は約百万円で、3000円のチケットを売るための経費が3000円以上掛かった事になっている。原因は当日の悪天候で客足が伸びなかったためなのだが、何れにしろ今回は参加者に応分の負担をしてもらおうと考えての価格設定である。
 
 さて、マラソンのために前日から木更津に入り、なおかつ精神的に余裕のある人が居たら楽しんでいただきたいイベントが、20日には西口の各所でバル以外に数多く行われるようだ。
 具体的には證誠寺で狸まつり、見番等で花柳界体験、アクア木更津の2階でフリーマーケット等である。
 さらに東口に回るとバルとの同時開催になる商工会議所青年部主催の『おっぺせ木更津!だっぺ村』という屋台村も開設されるので、それらの相乗効果が出れば賑やかになるだろうと思っている。
 
 なお、『だっぺ村』ではバルチケットも使えるが、だっぺ村専用通貨『だっぺマネー』という物を発行しているようで、木更津商工会議所にて前売り券(1綴り1000円で1100円分)を販売しているという事である。早速今夜行われたアクアラインマラソン地元ランナー壮行会に来ていた青年部のメンバーから1枚購入したため、回らねばならない店が更に2軒分増えてしまった。
 ちなみに、この『だっぺ村』で20日の17:30より木更津バルのオープニングセレモニーが開催され、先着100名にはワインとおつまみの配布があるそうだ。セレモニーには出席する予定なので、まずワインを飲んだ後、屋台を2・3軒ほど回って、街に出るつもりである。
 
 ところで、昨年のバルでは参加者の声として
@夕方の時間帯に空いている店を増やして欲しい
Aノンアルコールで安い学生チケットを発行して欲しい
Bセットメニューの発表をもう少し早くして欲しい
C東口も含んだイベントにして欲しい
という4項目が出されている事は昨年の記事に記載した。
 
 今回は東口まで拡大し、昨年の27店舗から40店舗(+だっぺ村の屋台約10店)に増加したため@とCは解決された。Aについては安いチケットという形ではなくアルコールを出さない8店舗のセットの誕生で学生も参加しやすくなったかもしれない。
 その様に改善が見える一方で、今回もBが解決されず、MAPとは別にHPよりバルセット一覧を出力せねば成らず、さらには『だっぺ村』は来てのお楽しみ状況になっている。事前情報は重要なので、来年以降もこの点の改善が望まれるところである。
 
 ともあれ個人的には、出力したバルセットの内容を見ながら、最初にお腹に溜まる物を出す店に行くと次が続かないとか、味に変化を期待したいとか考えながら、明後日が来るのを楽しみに待っているのである。