新年に議員活動を思う
2013/01/04記
 12月の議会質問で大綱の3点目として「岩根地区の諸問題について」と題してJRへの快速停止の問題や高速バスの岩根地区での停車問題を取り上げた。
 また補正予算では、中野畑沢線の4車線化に伴う江川・久津間地先の付け替え道路の測量委託費や万石地先で老朽化した橋梁の付け替え工事に向けた予算が通過した。
 さらに年末になって高柳の西山区において残土条例違反や市道の破損などが生じて、その対応に追われるなど、地域に足を着けた議員活動を行いながら年末を迎える事になった。
 
 そんな年末の、大晦日の午後に地域の支援者の方より下記のメールが届いた。若干長文なので「ご意見と回答」の欄ではなく、こちらで紹介させていただく。 
 
 巌根西地区に関係する事柄の平成24年10大ニュースを月別にあげてみました。
 
@1月及び9月…巌根駅に快速電車を止めよう推進協議会で、JR、千葉県、木更津市に要望書を提出
A2月…内房線開業100周年記念事業としてSLが運行される。
B4月…小櫃川桜祭り開催
C4月…中野・畑沢線道路の中里から久津間間通行開始
D4月…木更津駅西口、及び巌根駅から西巌根地区を通り三井アウトレット行きの路線バスが運行
E5月…巌根西地区まちづくり協議会設立、11月には災害避難所体験を実施
F6月…高速バスの木更津・東京線の運転経路として西巌根地区の中野・畑沢線道路を運行
G10月…ちばアクアラインマラソンの開催、巌根西地区がコースとなる
H11月…昭和17年巌根村・木更津町等数町村合併により木更津市となり、本年で市制70周年を迎える
I11月…巌根西地区の学校教育支援グループのジェスパル内閣特命大臣表彰を授与される
 
 平成25年は巌根西地区がますます住みよく、発展されることを願います。また巌根西地区のために近藤市議のご活躍をお願いします。
 
 この様に暖かい支援の声が地域の方々寄せられて今がある事を実感しながら新年を迎えることは気持ちが良いし、気分も引き締まるものである。心から感謝するばかりである。
 
 さて、その様な中でIのジェスパルの表彰祝賀会(12月9日)における挨拶の中で話したことでもあるが、地域のために私より汗を流し、より多く貢献している人は沢山居る中で、私は与えられた議員の立場で何をすべきかが問われていると思うのである。
 
 地域のことを良くしていく事と同時に、木更津市という自治体をマネジメントしている行政組織に対し、無駄をチェックし建設的な意見を提案する事で、さらに良い自治体をともに作り上げることが重要であると思う。
 その両方の立場がバランス良く保てず、地域に特化するので有れば区長職を努める方が効果的だと思うし、少なからぬ報酬を市税から得ている議員として如何なものかという批判は免れないだろう。
 
 これから年度末を迎え、地域手当を筆頭に職員給与に関する案件が多く出される模様である。地域の問題点に耳を傾け対応し、良い木更津を創っていく行政職員に相応の報酬を支払うことは重要であるが、様々な事象とのバランスをとらねばならぬと思う。
 悩ましい3月をまた迎えるのかと思うと気分が沈むが、「与えられた議員の立場」の忘れないように活動して行かねばならないだろう、と年頭に当たり思いを新たにするのである。