怪文書等に呆れ悲しむ | ||
2014/03/10記 | ||
市長選が近づき、渡辺県議が立候補を予定したと決まった後、何処からともなく会社が民事再生法の適用を受けていることが、さも市長に相応しくないような怪文書が多くの人に送りつけられ、さらには神奈川県のナンバーを着けた右翼の街宣車が連日走り回る事態になっている。 民事再生法適用については、6年前にも記載した事であり、その後に大きな問題となったこともなく、また県議会議員時代にそれが問題で間違った政治活動が行われたことも無い話なのに、市長選挙直前に大騒ぎをする人が居るという事は、よほど渡辺県議に市長になられては困る人が居て、それが県外の右翼を使っているのかと推測することが自然な話である。 それにしても、市民にとって知りたい情報は、次の市長候補者はどの様な事を考えており、当選後はどの様なまちづくりを進めるかという事であるはずだ。従って、その困る人は対立候補者の応援を行えば済むことなのに、人々に不快や迷惑を強いるネガティブキャンペーンを行い、人口増加の中で新たに木更津に移住してきた人達に木更津市の印象を悪くさせ、この市の価値を押し下げる活動を行っている。市内在住の人が行っているので有れば、その事に気付いて貰いたい話であるが、そもそも木更津市の価値を高めようと思っているような人なら、この様な手段には出ないだろうから、何とも呆れるやら悲しくなる話である。 対立候補の石川哲久さんは東大を出て建設省で官僚をされた、歴代市長を輩出する名家に生まれた高潔な方なので、まさかこの様な事態になることを望んでいるとは思えない。政策も車で訴えながら街を流している。第3者が行っているのだろうが、主導者と勘違いされイメージダウンになっているのなら残念だ。 まだ、告示日まで6日間、投票日までは13日も有る。この様な前世紀の遺物のような行為に付き合わされる木更津市民のことを思うと、政治にかかわる者の一人として申し訳なく思う次第であるし、一生懸命政策を訴えている両候補者が正しくフェアな選挙で市民の判断を受けなければならないと願う。後は、この右翼を見張っている警察の皆様が市民に迷惑を掛けないよう、適切な手段を講じていただくことを祈るばかりである。 |