政務活動費の使用報告 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2014/08/14記 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
前回は自治体毎に政務活動費に差がある現状について記載したが、それでは木更津市議会では使用状況はどうなのかと整理してみた。私が議員となったのは平成19年のことなので、平成19年度決算より昨年度までの7年間について一覧にしたものが下表である。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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年度毎に支給額が違うのは、その年の議員数が違うからである。なお、平成19年度は直前までの議員の任期中である4月を含まない11ヶ月分の集計であり、辞職や補欠選挙などを経て毎年若干の変更が生じているのである。 毎年百万円前後の返還金が生じているが、それは節約をしているからであり、支給される額を使い切り、個人的な持ち出しを行っている会派もある。別の会派に執行残があるからと言ってもそれを流用する事は許されず、上手くやりくりするのも議員の務めと言ったところだろうか。 では平成23年の改正以降に結成した羅針盤の執行状況はどうかと言うと、次のようになる。 |
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こちらも金額が変更になるのは羅針盤の構成員が7人から6人に変更となっているからである。初年度にはパソコンやプリンターのような事務用品を購入したので支給額の殆どを使用したが、以降は何とか予算内で若干の余裕を残して予算執行を行っている。 政務活動費として使用する金額が大きいのは会派としての行政視察の交通費と宿泊費、及び年始に発行する会派報の費用であり、他にはインターネット契約費や日経ガバナンス等の書籍購入費用を使用している。 会派でない、委員会の行政視察は政務活動費ではなく通常の旅費から出される。会派での視察に行った場合は視察報告書の提出が義務づけられており、空出張は出来ないように成っている。また視察先での飲食については政務活動費の使用は認められていないので、全て自腹である。個人的には公費を使っていないのだから後ろめたい思いもせずに変わったものが食べられて有り難い。 会派報は印刷と折り込みで50万円近く必要なので、少人数の会派が単独で政務活動費によって発行することは困難である。袖ケ浦市議会では2会派が合同して発行するなど、それぞれに努力はされているようだ。 今回の騒動でも明らかになったように、政務活動費の報告は公開されており、木更津市でも議会事務局に行けば領収書共々確認することが出来る。我が市議会では予算も少ない中で隠し事をするようなやましいことは何一つ無いハズなので、気になる方は市役所6階を訪ねていただきたい。 |