きさライドを行う
2020/12/21記
 木更津市が自転車による地域活性化を目指し、駅前の観光案内所と金田地域交流センターでレンタサイクルを貸しだし、富来田地区では昨日までの限定でサイクルステーションを設置するなど様々な手を打っているが、今回は観光協会により「きさライド」という市内の12店舗を自転車で回るというイベントが開催された。
 先月末の里山周遊ツアーに加わった勢いで議会の合間の時間を利用してお店を回りながら色々と情報収集を図ったので簡潔に報告したい。なお、感染症の拡大が収まる気配を見せていない事と個人的な日程の都合上、今回は基本的に単独行動となった。
 
12月11日(金曜日)
 12の店舗を内房線の東西に分け、東側は金田から駅周辺までという自宅の近所であるため12月11日の金曜日に昼休みを少し長めにとり11時からママチャリで回る事とした。金田地域交流センターに直接向かい、そこでライドパスを購入した。
 ちなみにパスは4店舗分のチケットとスタンプ台紙で1,000円であり追加チケットはパスを提示することで4店舗分800円である。計算すると1店舗200円分となる。では回った店舗の外観と商品を一覧表の形で掲載する。
高木製菓
kamarmakan
東屋
hanahako BENTO
BAACUS
cafe de Luupan
 金曜日の午前中から回っているので殆どの店で私がこの企画の一番乗りとなった。中にはまだこの制度を理解していない店舗やスタンプが届いていない店舗もあったので、よく理解していない私も一緒に考えたりスタンプの到着を待ちながら先へ進んだ。このイベントを通じて始めて知る店も有り、知識が広がりながら他の人にも教えてあげたくもなる。週末には休みになっている店舗を平日中に攻略し、最後に地元の巌根駅前にあるLuupanに戻って別料金の昼食を食べ22.7kmの走行で午後2時に仕事に戻った。
 
12月19日(土曜日)
 後半戦を考えている頃に袖ケ浦の知人より19日に久留里への自転車ツアーを行うので、途中離脱でも構わないので良ければ参加しないかというお誘いが届く。メンバーを聞くと最近から議員になった者が複数含まれると言うことである。10時に袖ケ浦公園に集合して、そこから百目木公園までの僅かな区間だけ一緒に走って「きさライド」を始める事として9時20分に自宅を出た。
 坂道を避けたポタリングを行っているという人達の自転車はタイプも様々で純粋に自転車での散歩を楽しんでいる様子である。百目木公園での休憩箇所で自己紹介を行い、また都合が合えば一緒に走る事などを話して別れた。
 吉野田を抜けて木更津市に戻り、遠いところから順次街中に戻るように後半戦を開始する。
KURKKU FIELDS
hanahaco
1分おむすび
Pergolato
山津屋
せんねんの木 祇園店
 木更津市に入る頃に空を雲が覆い日射しが無くなると急に冷え込んでくる。KURKKUUではたまごアイスが対象メニューであったが商品在庫が無くなったという事で替わりにドリンクをいただくことになる。寒い中でアイスが続くことを恐れて居たから暖かい飲物が有り難かった。なお、他の店舗での対象メニューも数点の中から選べるような設定が多く、回る人の好みに比較的合わせることが可能な設定になっていたのは嬉しい。店舗内で食べずにテイクアウトできる商品が多いことも満腹感を得なくて良いと思う。
 
 全ての店舗を回りながらスタンプを貰ってから木更津駅みなと口に有る観光案内所に行き<3店舗達成>記念のオリジナルミニタオルと<全12店舗達成>記念の1,000円商品券を受け取る。
 
 全店舗達成者は私で3人目という事なので期間内の12月24日までに何人が達成するかも気になる話である。また、スタンプのイラストがとても可愛いとして多くの店で好評であったが、ミニタオルにも同じイラストがあって家族への良いお土産になった。
 自宅に戻って記録を見ると袖ケ浦経由で45.7kmであった。
 
 今回でイベントのノウハウを蓄積したと思うので、費用対効果を検証しつつも春や初夏に店舗を変えて次の企画を行って貰いたいと自転車愛好家としては思い、期待する。今回は範囲にない畑沢や羽鳥野、中郷や富来田が入ることで全店達成の難易度は格段と上がるが、宝探しのようで楽しい企画だと感じている。
 
 企画は楽しいものの告知が充分に行えていたかと考えると疑問であり、知らない人が大多数である。袖ケ浦のサイクリスト達もこの企画を知らなかったので次回は私から教えようと思うが、近隣市まで充分に情報が届くような手法も検討すべきであろう。
 今回のイベントを企画して店舗への説明を行いデザインまでも自ら行った担当者への感謝を込めながら今回の記録としたい。