感染者百名に迫る | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
2020/12/24記 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
昨日の夕方に届いたニュースは、新型コロナウイルスによる新規感染者数が3,271人で死亡者数も56人と一日当たりの最大を更新したというものである。木更津市内でも新たに1人が明らかになって累計で99人となり、大台に乗るもの時間の問題となった。 その99人目の感染者は千葉県としては7,842例目であり、昨日の段階で無症状も含めた千葉県の患者数の累計は9,478人に達している。船橋・千葉・松戸では千人を超え、市川は間もなく千人に達するだろう。柏は8百人なので、この5市は人口が多いこともあり感染者数が県内でも飛び抜けて多い。 浦安・習志野・流山・八千代は3百人、市原・我孫子・佐倉は2百人をそれぞれ越えており、百人越えの鎌ヶ谷・野田・成田に続く木更津は県内では16位の感染者数に位置している。東京に近いほど人口あたりの感染者数が多くなっている傾向が顕著である。 房総半島の26市町村で12月14日からの9日間で市原市における51人を含め110人の感染者が確認され7百人を突破してしまった。町村では増加は少ないものの殆どの市で増えているのだ。 |
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グラフの傾きは更に急になり感染増加は顕著である。 木更津市周辺を拡大すると下図の通りである。 木更津市の感染者の世代別傾向を見るために年代別の感染者の確認日を全て入力して表にしてみた。 赤で示した50代と青で示す60代の多さが目に付く。99人の状況を円グラフにすると下図の通りとなる(判例は上図と共通)。 木更津市では感染者に占める高齢者の値が多いことが解る。特に昨日に判明した1人を加えて7人となった80代は7.1%を占めるなど、決して無視できない状況である。 いつ頃感染が増加したかを把握するため年代別の折れ線グラフを作成すると下図の通りになった。 60代は7月末に増加し、50代が9月末と最近増えている。都内とは逆に10代や20代の若い世代が最近増加傾向を見せている。これはGoTo EAT等を利用して会食をしていることで増加しているのではないかと推察されるが、確たる証拠はない。 日本国内では既に20万人を越え、インドも1千万人を越え、全世界では78百万人と成っている。英国では南アフリカ由来の感染力の強い変異種が確認されたという情報も届く状況の中で、お隣の台湾では253日ぶりに56人目となる域内感染者が出たと言って大ニュースになっているようである。台湾は電子部品の輸出が絶好調で景気も良く、彼の国の水際対策の見事さには脱帽するばかりである。日本に同じ様な状況が来るという希望が持てずにいる。 再度ステイホームを呼びかけられる年末年始を迎え、多くの飲食店は経済的に困窮している者も増えているのではないかと危惧するところであるが、医療現場の崩壊を抑えるためには他に選択肢はないのかも知れない。少人数での会食で少しは支えながらも感染しないように気を付けなければと思いつつ、マニアックなデータ処理の記載した。 夕方になって清和大学で35人規模のクラスターが発生したことが告げられ、清和大学以外にも3人の新規感染者が発表された結果、木更津市の感染者数は百名を越え一気に136人を数える結果に成った。他にも未発表の感染者情報も入り、年末はどの様な状況になってしまうのだろうと不安なまま今回の記事を終える。 |