集団感染を加える
2021/01/24記
 21日の夕方に特別養護老人ホーム波岡の家において入居者を含む43人の感染が明らかになったことの発表があったことは前回中間報告的に記載したが、その値を含む昨日までの3日間の数値の推移を整理してみた。
 
 房総半島で20日から昨日までに151人の感染が累積されているが、そのうち木更津市が46人を数え30.4%を占めてしまった。しかし他の都市でも増加傾向は衰えておらず、市原市は感染者が6百人を越え、茂原市・君津市も百人を越えてきた。
市名 感染者数 町村名 感染者数
1 館山市 42→42 1 九十九里町 13→19 +6
2 木更津市 283→329 +46 2 芝山町 24→24
3 茂原市 96→107 +11 3 横芝光町 26→30 +4
4 東金市 81→95 +14 4 一宮町 7→7
5 勝浦市 21→24 +3 5 睦沢町 4→4
6 市原市 595→627 +32 6 長生村 12→12
7 鴨川市 37→45 +8 7 白子町 10→10
8 君津市 96→107 +11 8 長柄町 1→2 +1
9 富津市 28→31 +3 9 長南町 9→10 +1
10 袖ケ浦市 143→147 +4 10 大多喜町 6→6
11 南房総市 38→40 +2 11 御宿町 8→8
12 山武市 75→76 +1 12 鋸南町 18→19 +1
13 いすみ市 33→36 +3
14 大網白里市 70→70
市計 1638→1776 +138 町村計 138→151 +13
房総半島合計 1776→1927 +151
 
 グラフに示すように増加傾向に衰えは見られず、数日で2千人を越える事は明らかだろう。房総半島では緊急事態宣言の効果は未だに出ていないと言っても過言ではない。
 
 
 木更津市を拡大すると想定通りにジャンプアップした。沈静化するためにはイスラエルで効果が出ているというようにワクチンの普及により感染が縮小することを待たねばならないのであろうか。
 
 
 今回のクラスターが特別養護老人ホームで生じたために高齢の感染者の割合が急に増加してきている。
 
 20代の増加傾向はさほど変わっていないが10代については今月になってから沈静化している事が読みとれる。その代わり、今月18日までは一人も居なかった90歳以上が既に昨日までの累計で18人を数えるに至り、80代も23人に達している状況である。
 
 市内累計感染者に占める年代別の割合は下図の通りである。
 
 
 30歳以下で全体の半数(50.2%)を占めているとはいえ、80代や90歳以上の割合も無視できないほどになっている。高齢者は一般に重症化が危惧されるので今後の状況が心配になるのであるが、保健所を所管しない木更津市としては情報が届かないもどかしさを感じ続けることとなるのである。
 
 重症者が増えることで医療資源が逼迫し、自宅待機中に亡くなる人の増加が社会問題化している。緊急事態宣言を受けて経営が追い込まれているホテルを軽症者の療養施設に転換すればとも思うのだが進んではいないようである。
 緊急事態宣言発出から2週間が過ぎても劇的な感染者減少には成っていない現状を見ると、来月上旬で解除となることは期待しない方が良さそうである。木更津市も経済支援策として宣言解除後から使用できる前売りクーポンを29日から販売するので、先ずは出来ることからと協力する事を考えながら今回の記載としたい。