宣言から一月経過
2021/02/07記
 先月8日に発令された緊急事態宣言は本日で一月が経過する。新規感染者数は減少しているが、感染者が病院に入院しづらく、自宅療養中に亡くなる人も多い。来月7日に成る前にレベルが低下すれば解除されるので、そのような事態を願っているものの、厳しい状況は続いている。
 
 房総半島では今月1日から昨日までの5日間で113人が増加し、その前の5日間での74人増加より増えている。一日当たりにすると22.6人であり縮小傾向で無くなったことが残念である。
市名 感染者数 町村名 感染者数
1 館山市 43→43 1 九十九里町 21→21
2 木更津市 365→380 +15 2 芝山町 25→27 +2
3 茂原市 122→138 +16 3 横芝光町 33→33
4 東金市 110→117 +7 4 一宮町 8→8
5 勝浦市 27→27 5 睦沢町 5→9 +4
6 市原市 664→692 +28 6 長生村 15→16 +1
7 鴨川市 49→52 +3 7 白子町 12→12
8 君津市 116→125 +9 8 長柄町 2→2
9 富津市 35→38 +3 9 長南町 12→14 +2
10 袖ケ浦市 153→154 +1 10 大多喜町 6→6
11 南房総市 41→41 11 御宿町 8→8
12 山武市 91→102 +11 12 鋸南町 20→26 +6
13 いすみ市 41→42 +1
14 大網白里市 74→78 +4
市計 1931→2029 +98 町村計 167→182 +15
房総半島合計 2098→2211 +113
 
 グラフでも前回は安定に入りそうであった傾きが再び立ち上がり増加傾向を示してしまった。
 
 
 木更津市の部分も上昇傾向が収まっておらず、安堵できない。
 
 
 抗体検査で東京都内でも1%を下回っていたので、まだ拡大する余地は残っている。政府はワクチン接種に向けて作業を進めており、国民の多くが接種したイスラエルからの情報を信じるなら、ワクチンの効果は顕著であるようだ。集団感染による集団免疫取得を待っているとその間で医療崩壊は確実に進んでしまうので、今はワクチンに期待する気持ちが高まっている。
 経営が厳しい状況にあるホテルの宴会場を接種会場に借り上げて運用する事も検討の俎上に載せながら今後の進行を考えていかなければと、宣言から一月後にも顕著な減少が見られなかった房総半島で思っている。