コロナとオスプレイ
2021/02/16記
 今日は朝9時から教育民生常任委員会が開催され、予想より早く11時前に終了となったので午後2時からの教育民生常任委員会までの間に一旦自宅に帰宅した。
 車から降りると陸上自衛隊からチヌークとは違う強烈なエンジン音が響いていた。オスプレイがホバリングをしているのかなと思っていたら午前11時40分頃に浮き上がった姿が見えた。日の丸も付いているので自衛隊機である。今日は基地の外まで飛ぶようだ。
 現在木更津駐屯地には2機の自衛隊オスプレイが駐機されており到着から既に7ヶ月が経過しているが今までは訓練らしい姿を見ることは少なかった。新たに5機が増える前に飛行訓練が始まったと言うことであろう。
 
 14日に自衛隊が購入するオスプレイ5機が米海兵隊岩国基地に到着したことはニュースになって流れたが、その翌日に防衛省から木更津市に対して@2月14日に岩国基地へ到着した、A点検・整備等に2週間程度必要となる、B木更津駐屯地への到着は来月上旬に成る見込み、C日時が確定した段階で改めて連絡する、という内容の連絡が届けられた。
 陸上自衛隊オスプレイについてはD訓練計画が当初の案より遅れているので今後の訓練計画の考え、E5機の追加による木更津駐屯地での隊員の追加、F日本政府が調達した17機の残る10機の現状、についての情報も知りたいところである。特に米海兵隊岩国基地が提供し毎日新聞が流した映像のオスプレイの機体番号は[JG-1708]で、前の2機と今度の5機をあわせても7機であるにも関わらず8号機が陸揚げされているところを見ると、直ぐに次の数機が日本に到着すると考えてもよさそうである。
 また定期機体整備に関しても@秋には明らかになると言いながらもうすぐ春を迎えてしまうので次期事業者に関する情報、A米海兵隊だけでなく米海軍のオスプレイが加わる事による覚書の変更、B現在の5機以降の整備(飛来)スケジュール、C整備用格納庫の設計内容及び工事工程、についても情報が欲しい。
 さらに訓練が開始されるのであれば基地に関する協議会を開催するべきで漁協部会における組合統合の影響も考えなければ成らないと思うのだ。
 これらについては3月定例議会中に委員会を開催して明らかになることを期待したいものである。
 
 オスプレイが岩国に到着する前の2月10日に、コロナウイルスワクチンを保管冷却するためのディープフリーザーが君津中央病院、上総記念病院、さつき台病院、君津中央病院大佐和分院、君津市保険福祉センターに届いている事を県のHPで知った。
 いよいよ明日から医療従事者に対して先行接種が始まるが、感染状況も緊急事態宣言の効果が生じて全国的には落ち着いており、昨日新たに明らかになった方は965人で昨年11月16日以来約3ヶ月ぶりに千人を下回った。
 房総半島では今月6日から昨日までの9日間で92人が増加しているものの一日当たりにすると10.2人であり、9日前までの半分以下まで縮小してきた。
市名 感染者数 町村名 感染者数
1 館山市 43→43 1 九十九里町 21→21
2 木更津市 380→389 +9 2 芝山町 27→28 +1
3 茂原市 138→142 +4 3 横芝光町 33→33
4 東金市 117→122 +5 4 一宮町 8→8
5 勝浦市 27→27 5 睦沢町 9→9
6 市原市 692→730 +38 6 長生村 16→17 +1
7 鴨川市 52→54 +2 7 白子町 12→12
8 君津市 125→128 +3 8 長柄町 2→2
9 富津市 38→46 +8 9 長南町 14→14
10 袖ケ浦市 154→162 +8 10 大多喜町 6→8 +2
11 南房総市 41→41 11 御宿町 8→8
12 山武市 102→109 +7 12 鋸南町 26→26
13 いすみ市 42→42
14 大網白里市 78→82 +4
市計 2029→2117 +88 町村計 182→186 +4
房総半島合計 2211→2303 +92
 
 グラフでは前回に増加傾向を見せたものを、再度安定に入ったかのように見えているが予断は出来そうもない。
 
 
 木更津市では2月11日から14日まで感染者が確認されなかったことで、グラフはやっと落ち着いた形になってきたように見える。
 
 
 この木更津市のグラフを年齢階層別に色分けする。
 
 昨年末の清和大学クラスターで10代と20代が増加し、先月末の波岡の家クラスターで80代と90代が急に増加したことが見て取れる。医療現場に次いで高齢者のワクチン接種が進むことで、高齢者施設内でのクラスター発生が抑えられることになればと期待するばかりである。
 
 私が議長に就任してからオスプレイ・台風・コロナと今までにない対応が求められ続けている。13日深夜の地震は木更津市では被害を発生させなかったが、東海・東南海トラフでの地震も遠くない将来に発生するだろう。
 何に対しても情報を仕入れ分析し、良い方向へ進まねば成らないと考えながら、今回の2テーマ並列の記事を終了したい。